新規取得の戸建物件 | DIY大家の築古再生不動産投資

新規取得の戸建物件

ネットで見つけて再生を引き受けることになった物件の紹介です。

 

スペックは築年不詳の5DKの2階建て木造戸建です。

 

外観写真


約40年前に増改築を行っており、内部は築40年程度の築古です。

井戸水仕様、下水有り、プロパンガス、電気のライフラインは現状問題なしです。

 

間取り

 

 

玄関

しっかりした造りです。シート張ってレバーハンドル鍵交換予定です。

 

玄関中

汚いですが、絵画が立派です。

 

 

まずは水回りからトイレ

洋式の井戸水仕様。

 

ポンプは生きてます。下水は繋がってます。このまま綺麗にして温水洗浄便座で再生します。

 

風呂

とても汚いタイル仕様です。シャワーは有るので綺麗にしてそこから考えます。

 

キッチン

残留物の処分をしてから考えます。

 

部屋

カーペット仕様ですね。残留物を処理してフローリングに変更予定です。

 

納屋

とにかく物が沢山あるので解体処分します。

 

1階②

床は板張りですがブカブカしてます。

 

2階①

この部屋は板張りです。上からお試しのタイルカーペット張る予定です。

 

2階②

畳の部屋です。フローリングに変更予定です。

 

 

2階物置

壺や茶道の道具やら残留物です。基本はゴミで処分します。

 

 

立地は駅徒歩8分の好立地

 

階段もなく前面道路は2m以上あり家の前まで車が入るのですが、
前面道路は公図上に記載が無い為現状再建築不可の特殊案件です。

 

接している空き家を購入すれば出口は作れるので、賃貸再生できれば投資対象として面白い物件です。

 

土地の評価から建物取壊し費用を引いて、ゴミ処分費を引くとゼロ評価です。

 

DIY再生すれば生き返る?可能性の有る物件ですが、一般市場では価値がありません。

 

再生は大変ですが、無価値のゴミ屋敷が賃貸できるレベルにまで出来れば資金回収は早いです。

 

建物自体は比較的良い?物件でも補修やゴミ処理など考慮すると一般人が投資対象から外れる難易度の高い物件です。

加えて再建築不可の場合は値段がつきません。
今回もゴミの処分を含め全責任をこちらで引き受ける条件で安く引き受けました。

 

登記も自分で

融資の必要が無い安い物件でも登記費用は同じようにかかります。

トータル費用を考慮して売買契約時に必要書類(登記委任情報と委任状)を用意すれば自分で登記ができます。

ここ2年くらいはこのやり方で自ら登記を基本としてます。

 

地方の空き家問題は深刻で1000万戸に届く勢いです。

 

放置して廃墟になり解体するしかない空き家が日々増えてます。

 

逆にDIYが出来てやる気のある若い人には再生可能な1円物件なども増える傾向にありチャンスの時代がくると思います。

 

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