ピアニストの手の動きを理学療法士さんに知ってもらいたい。 | シンガーソングライター「*. ..やうこの猫的生活.. .*」Powered by Ameba

ピアニストの手の動きを理学療法士さんに知ってもらいたい。

嵐の翌日、風が涼しくて心地よかったので庭に出て

残り半分の整地と芝生の種まきを完了させました。

手入れが楽らしいので

バミューダグラスという西洋系の芝を選んだけど

先に蒔いてた所からフサフサの芝生が。


その後に蒔いた所も芽が出てきてます。

あとは今日蒔いた所も来月には生えてくるかな。

半年前から水仙の種を取りまくった甲斐があったよ。


で、左手ですが

重い物を持ったり手をついたりはまだできないけど

お茶碗を持てるようになった

野菜を切れるようになった

蓋が開けられるようになった、と

できる事が少し増えて嬉しいです。


が、仕事面ではまだまだ支障が…


曲を作るにもピアノを使うわけですが

左手でできる事がまだぜんぜん少ないのです。


2箇所折れてるうちの小指側くるぶし

尺骨がまだくっついてないため

オクターブを弾くのに手をパッと開く動作や

手首を横に動かすとズキッと痛みが走る。

右手で再現してみると 



さらに親指側も





親指を上げたり、くぐらせる動作も

理学療法士さんから「その動きはまだだめです」

と念を押されました。


手術をしたとはいえ骨周辺が腫れてるので

親指のこういう動きにより腱が切れる可能性があり

そうなったらすぐ手術ですよと。

手首の上側を切ることになるらしい。

ひゃーいやですいやですガーン!!絶対やりません


ところで骨ってどのくらいでくっつくの?

と素朴な疑問をぶつけたら

くるぶし側の尺骨が約8週

太い方の橈骨は3ヶ月だそう。


なんだ、全然まだまだじゃん。

そりゃまだ痛いわけだよね。

そして金属を取り出す事も考えると

元の手首に戻るまで1年計画だね。


というわけで最初の救急病院で言われてたより

おおごとになったので正直焦りはあるけど

まずは今できるリハビリをしっかりやり

やっちゃ駄目な動きはやらないよう徹底します。


むくみもすぐに出てしまうので、手をあげたり

血流を良くするよう交換浴したり

暇さえあればグーパーしたり

おもちゃのボールをにぎにぎしたり

毎週のリハビリ通いも数ヶ月続きそうです。


ちなみにまだ👊グーがしっかり握れません。

こんな状態で7月から練習始められるのかな。

まぁまだ2ヶ月近くあるし焦らずいこう。


思ったんだけど

ドクターや理学療法士さんてピアノを弾かないので

具体的にピアニストがどういう動きをするかを

わかってないのよね。

なので先生にも療法士さんにも具体的に

こういう動きです、ていうのを右手でやって見せて

今やっていい動きを確認する事にしました。

その結果、思ったよりまだいろいろやっちゃだめ

ということはわかりました。


スポーツドクターや理学療法士さんは多いけど

楽器を弾く人の複雑な動きに関しては

あまりデータがないんだろうな。

ピアノってガチで弾いたらアスリート並みに全身使うし、タッチの繊細さも全神経でコントロールする。

バイオリンが大変てのはみんなわかるけど

ピアノってみんな知ってるようで知らないよね。


なのでとにかく細かく確認、相談しながら

丁寧なリハビリをしていきます。




庭を眺めるシロクローズ。

パンくんの背中には天使の羽が生えている🪽