手術の様子。埋め込まれた鍵
最初に担当した外来の先生は
見た目おぎやはぎ おぎさん似の
とっても優しい先生でした。
そして執刀医は若いイケメン先生。
これがなかなかのドSぶりで
個人的には苦手ではあるけど
ここまできたら体預けるしかない。
ブロック麻酔でのバタバタは前々回書いたけど
手術直前も、手を置く位置を決めるのに
手をひねられるとどうしても痛くて
私: いたたたたたっ
先生: 痛い?そんなはずないねんけどな
私: もう1本折れてる骨のほうが痛いんだと思う
先生: もう1本?折れてないよそれ誰が言うたん?
私: 最初の◯◯病院でも、この病院でも言われたし
レントゲン見て!
先生: あ、、まぁこんなん折れてるうちに入らへん
私: ...
先生: 痛かったら局所麻酔追加するから
私: もう無理。眠らせて欲しい
先生: アーティストやもんね、繊細よね。
ほならそうしよか
私: 早く、早く眠りたい
先生: まだよー、これ切って確認してからねー。
これ大丈夫かなー痛くないかなー
先生: ほらもう朝ですよ!目ぇ開けて〜。
私: 痛い........
先生: 痛いけど指動かせますかー。え?こんだけ?
ほらもっとこうぐぅーーーーっと伸ばして
私: んぎゃーーーーー!
先生: 痛いけど動かさんとほんまに手ぇ固まりますからね、絶対サボらないで動かしてよ。
来週まで僕に会えないんだから。
もう会いたないわ…
前の優しいおぎやはぎ先生がよかった。
イケメン先生たぶん患者さんや看護師さんにもウケいいかもしれないけど、私はドS男が無理なんだよ。
とはいえ人体を切ったり縫ったりできる外科医って
きっとサイコパスか変態か、サイコパス。
悪口じゃないよ
音楽人もだいたい変わってる人ばかりだし
たぶん種類の違う変人てだけ。
少し神の領域に手が届いているなうな
きっと見える世界も違うんだろうな。
そしてこんなに痛いのに、もう退院。
大腿骨とか背骨、腕などの人はもっと入院するけど
手首は老若男女問わず早く退院させられるらしい。
若い看護師さんは"私でも辛いと思います。。"
て言ってくれたけど、
とにかくこの病院の皆さん全員親切でした。
骨折経験のある従兄弟から
"術後の痛みのコントロールが大事だよ"
と聞いてはいたけど
翌日は薬や点滴でも痛みはどうにもならなかった。
それでも骨折した当初の痛みに比べたら全然。
あの時の痛みは 10段階中…20!! 30!!!
1人で起き上がれないレベルだったから。
兎にも角にも
私の手首には無事、金属が固定されました。
ほら、家の鍵🔑
これは空港で金属探知機反応するよね。
これをまた6ヶ月後に同じ縫い目から切って
取り出す手術をしなくちゃいけない。
で、秋のコンサートは金属入れたまま?
私: 先生、これで普通にピアノ弾けるんですか?
ドS先生: 大丈夫じゃないですか
先生、ピアノ弾いたことないじゃん
ちなみに"折れてるうちに入らへん"
と言われたけどしっかり折れてるのが、ここ。
これのせいで小指がぱんぱんに腫れてます。
てか今は手全体パンパンなので
上に上げて鬱血を防がないと。
最後に、朝の病院食。
カルシウム&ビタミンDのジョア
骨は大切に。
またあらためて入院の時に実際役に立ったものなど
書いてみようと思います。
退院する時は、もっと入院していたいと思ったけど
家に帰って犬猫たちに会ったら
やっぱり家がいいな、てなった。
動物は癒し。
トイレしょっちゅう片付けなくちゃいけないし
犬は犬臭い。
でも かわいい。