ギン⑤ 急展開。 | シンガーソングライター「*. ..やうこの猫的生活.. .*」Powered by Ameba

ギン⑤ 急展開。

ギンの静脈点滴 3日目。

いよいよ明日から家で点滴かぁと思っていたら

先生「よし!明日手術しましょうか。」


え?やるのー?

もうやらないものと思ってたけど

調子良くなったから今ならいけるとのこと。

悩む私に「一緒に頑張りましょう」と力強い声。


麻酔、手術には耐えられたとしてその後は?

もちろん絶対とは言えないし、うまくいけばうまくいく、博打みたいなところもあるよね。


でも歯を抜いてもその日からごはんを食べる子もいるし、ギンの場合は食道チューブを入れるので

ご飯食べられなくて痩せちゃう心配はなさそう。

チューブは1週間ほどで抜け、穴は自然に塞がるそう。

全抜歯ではなく基本はスケーリング(歯石取り)で

状態のひどい歯は抜く🦷らしい。


歯を抜く以外の方法はないかといろいろ調べる中で

エイズ猫の全抜歯で口内が寛解した記事なども読み、

なるほど、ちょっと理解したぞ。


エイズ末期、というパワーワードのせいで

必要以上に不安や心配を感じさせたかもしれないけど

私が見ている限り、ギンは末期ではないです。

もし末期なら免疫不全であちこち悪くなっていよいよ最期…となるけど

今日も点滴から戻ると、以前のギンに戻ったように目の輝きを取り戻し、呼べば返事し、

まぐろとカツオのお刺身をバクバク食べて

喉をゴロゴロ鳴らしながら甘えてくる。

よだれも、血も止まってる!笑い泣き


先生に沢山質問もしたし、あとは

先生たちの長年の経験と感覚を信頼するしかない。


頭の中でシミュレーションもしたよ。

このまま手術せず、皮下点滴だけ続けたら…

痛み止めが切れたらまた口から血のよだれを出し

ごはんが食べられなくなり、水も飲めなくなる。

このパターンはもう繰り返したくないな。。


ギンは、野良で出会った頃から口臭がひどくて

けっこう前から歯周病はあったんだと思う。

近所の人も 一時痩せて心配した、と話してたので

ギリギリで生きてこれてたのかも。

そんな猫を保護して家に迎え入れるのはリスクあるけど、この子には私しかいないと思ったんだよね。


とはいえ、りっちゃんとパンくんハンナさんの面倒も見なきゃだし、

今日はりっちゃんだけでなくパンくんもくしゃみし始めたので、花粉症ではなく猫風邪かも…

そういえば先月ギンがくしゃみ鼻水シャワーをぶちまけてたので、そのせいかも。部屋も乾燥してたし。

反省しきりです。


猫風邪は侮れないけど治療法もなくて

ひとまず点鼻薬で1週間程で良くなるらしい。

とにかく加湿と掃除と愛情を強化します。


猫といえばやうこ、やうこと言えば猫、というほど

私は猫の事にはだいぶ詳しくなってるとは思う。

でも専門家ですら"猫はよくわからない"と言う通り

猫は、よくわからない。

繊細でメンタル弱い、とも言えるし

人間より遥かに丈夫、とも言える。


今回のギンのように 1日で死にそうになったかと思えば3日で復活もする。本当に驚かされます。


そろそろ寝ようかな。明日に備えて。

おやすみなさい。