ギン③猫に漢方。
その後のギンは
<1日後 金曜>
痛み止めパッチを貼って15時間経った頃から
うつろな半目状態でボーっ。
それでも口の中の痛みはなくならず
チュールも食べられず、水を飲んでも悲鳴をあげ、
相当な痛みであることがわかりました。
水の器の前で暫く座り込み、諦めてベッドに戻り
口から血の混じったよだれを出しながら
ひたすら眠り続けました。
よだれが手足に付いて体から血のにおいがするので
ハンナさんが甲斐甲斐しく舐めようとする。
歯周病菌は人間や犬猫間でもうつるようなので
なんとか引き離し、
スポイトでエナジーちゅーるを少しあげて終了。
生きてるか時々確認。
<2日後 土曜>
歯科医の友人から「歯茎に紫雲膏を塗るといいよ」
と連絡をもらい、ちょうど切らしていたので
車で15分ほどの漢方専門店に買いに行きました。
紫雲膏
ご存知でしょうか。
ごま油、ミツロウ、豚脂(クマの脂)、紫根、当帰が材料のこの軟膏、めちゃくちゃ優秀で
解毒、抗菌、抗炎症作用があり、 特に肉芽形成を促進するので切り傷や火傷、それに抜歯をした後に塗っておくと4日ほどで歯茎が作られるそうです。
私は10代の頃からたまたま知っていたけど
昔は「サーターアンダギーみたいな匂いの赤いクリーム」としか思ってなかった。
でもお尻が切れた時もすぐ治るし(あら失礼)
「猫にも使えるよ〜歯茎に塗ってね」と教えてもらったので早速使うことに。
まずは高栄養粉末をペーストにして少しずつ口に流し込み、西洋薬草のマウスドロップで消毒、
最後に紫雲膏を歯茎に塗る。
あとはまめにタオルを交換し、空気清浄機に脱臭機、
オイルヒーターに洗濯機をフル稼働しながら
ギンを見守りました。
昨日はかみじょーちゃんが遊びにきてくれて
"私も将来猫の看病する時に役立つから" と
一緒に手伝ってくれました。
すると、、
30分もしないうちにギンが自らお水を飲みにきた!
これにはビックリ!
どうやら紫雲膏の脂が膜を作ってシミなくなったみたい。
今朝も自らスタスタとトイレに行き、
お水を5分ぐらい飲み続けてました。
喉乾いてたんだね。
さすがにごはんは自分で食べられなかったので
半強制給餌にはなりましたが
ペーストとサプリで本日の栄養をなんとか摂取。
あとは近所の先生に皮下点滴だけしてもらってきました。
ギンを諦めていた近所の先生に
ギンが自分で水を飲んだことを報告すると
とてもびっくりしてました。
紫雲膏の事を話したら、今後に役立てたい、と
メモしてました。
そしてギンの頭を優しくポンっとなでて
"明日頑張れよ"と声をかけてくれました。
みんなの愛情と私の献身的な看病で、なんとか今日まで命は繋いでこれたので、あとは明日の手術に備えて早めに寝ます。
1日半食べられなかったので体重が2.6kgまで減ってしまい、正直手術は怖いけど、
ひとまず明日、先生に判断してもらうしかないかな。
ギンが無事生還できますように。
そして口の中が痛くなくなって、思いきり大好きなご飯をもりもり食べる事ができますように。
今回の看病で使ったものです。↓
NHVの液体サプリは、免疫を上げてウイルスと闘える体を作るためのエッセンスとマウスケア。
他にもたくさんの病気に対してのエッセンスが作られています。
それはまた後日紹介しますが、ホリスティック医療に興味がある方にはお勧めしたい。
日本語は変だけど、英語でメールすれば丁寧にお返事くれます。
とりあえず明日の準備をして寝ます。