パリのライブ | シンガーソングライター「*. ..やうこの猫的生活.. .*」Powered by Ameba

パリのライブ

イギリスの友達から
"やうこはジャンミッシェルジャールとライブしてるの?すごい!私たちの家族はみんな彼が大好き!"
と連絡がありました。

そうそう。
パリでのエッフェル塔の前での150万人ライブ♬
私のプロフィールには書いてあるけど
日本じゃあまりピンとこないみたいね。
小室哲哉さんのほうが有名だものね。
でもジャンミッシェルジャールは世界
とくにヨーロッパではものすごい人気で超有名人。

フランスがワールドカップで優勝して🏆
パリが最高潮に盛り上がった上での後夜祭ステージだったので フランス中が沸き立っていたの。

もともと私はコロンビアからデビューしたばかりで
たまたま小室さんのパーティに顔を出した時に
目をつけてもらって、
事務所で仮歌を歌う仕事をよくやってたんだけど
ある日小室さんから
「来週空いてる?」と聞かれたのでとっさに
「はい!空いてます!」て答えたら
「じゃパスポート用意しといて。あと、
 この曲歌ってくれる?」
と、そのままスタジオで1曲歌うことに。

それが当日歌うことになった曲"UNESCO THEME"
のガイドボーカルとコーラスでした。

小室さんによると、ジャンミッシェルジャールから
"前髪ぱっつんの日本人の女の子がいい"と言われ
真っ先に私を思い出してくれたそうです。

あるある。外国の人の日本人のイメージw
でも、そのおかげもあり
日頃 小室さんから歌を信頼してもらってた事もあり
声をかけてもらったのでした。

小室さん周りの人たちはみな
"お前、大抜擢だそ" と驚いていましたが
それは今だから言えるけど
恋人でもなんでもない女をそんな大舞台に上げるのは
後にも先にも私だけだったと…

それもこれも 前髪ぱっつんのおかげ
ジャンのおかげ♡

で、本当はラジオの生放送の仕事もあったけど
事務所もレコード会社の人も
行ってこい!と言ってくれたので
契約の垣根を越えてパリに行くことができました。

そして!なんとパリでは五つ星のホテルリッツに
1人一部屋という贅沢さ。
あぁもっと写真撮っとけばよかったw
とにかく贅沢な空間を用意してもらいました。

が、ライブ当日はハプニングだらけ。
まず、会場に行くと 衣装が届いていない…
KANSAIさんのデザインだったらしいですが
結局幻の衣装となりました。
そこで咄嗟に 出演者のASAMIさん、ダンサーのIZUMIさんと"3人で何か衣装を考えよう!"と
たまたま3人ともなぜか持ってきていた赤いパンツと
腹見せトップスwを合わせることに。

そしてリハでステージに立つと今度はモニターがない!
基本的にモニターがないと音が取れないので歌えないし演奏できないのが普通ですが
イヤモニも2つしかなかったため、
その2つは2人に渡し、私は両端から聴こえてくる
音を頼りに歌うことにしました。
なにしろシンガーとして歌えるのは私だけだし
私なら耳がいいからモニターがなくても歌える。

というわけでいろいろ現場対応はあったものの
とにかく、人生においてあそこまでゴージャスで
素晴らしい舞台に立てたことは一生の思い出です。

よくインタビューでその時の様子を聞かれて
"人がじゅうたんみたいだった。
花火の火の粉が降ってきて目が痛かった"
と答えていたんだけど
その時の映像がYouTubeにアップされてたので
みなさん時間ある時観てみてください。
実際の様子がわかるかなと思います。
その当時はYokoという名前で出てます。

22時頃 やっと空が暗くなってきた頃にスタートし
21分53あたりから1曲歌ってるのと
あとはフィナーレのシーンに写ってるかな。
まぁ小室さんの奥さんだったASAMIさんが多く抜かれてますが、私もちゃんと写ってるよw

この映像はフォトブックとビデオのセットで
当時1万円で売られてたけど
2年前にYouTubeにアップされたようなので
権利関係がフリーになったのかな。

ではどうぞ。