かわらないもの、かわったもの。 | シンガーソングライター「*. ..やうこの猫的生活.. .*」Powered by Ameba

かわらないもの、かわったもの。

以前の私はよく、母に
私の考えは10年早いのかな, とぼやいた事があります

最近はなんとなく
その差が縮まったような気もしています。

今や、喫煙者は肩身の狭い思いをし
猫の人気が犬を上回り
ベジタリアンのお店がどんどん増え
私にはとても快適な時代です。

まぁ、今では世界の大物でさえも悪行を晒され
セクハラパワハラは公に取り扱われていますが
何年も前に私が被害にあってきた事を訴えてた頃は
触れちゃいけない話題のようにみんなスルーしてた

世間と自分のズレを感じることは多々あれど
それは仕方のないことなのでしょうね。

私は音楽のスペシャリストとして
自分のこだわりをふんだんに散りばめた
Die Milchというキラキラ箱を作りました。
たぶん
音楽が好きで、より深く音楽とつきあってる人には
ミルヒの良さがすんなり入ってくると思うし
ハマる人はハマってくれます。
いまだに あ、きゃりーぱみゅぱみゅだ とか
ゴスロリじゃん、て言われることもあり
人というのは自分の知ってる知識のなかで
人やものを判断するのだなと実感させられますが

私はただ、音楽の世界観をより一体化させるのに
ビジュアルを作り込むのは自然な事だと思います。

音楽業界から
「これ本当にいいから聴いてよ」という人が消え
「これ何枚売れますかね」という人達にかわってから
耳の肥えたリスナーが育ちにくくなった
と言われていますが
たしかに、ミュージシャンが面白いものを作っても
聴く側の受け皿が浅いのは確かです。

まず、家にステレオがない
携帯でしか音楽聴かない という中で
こだわって作った音がどこまで届いているか。。
それは全世界のはミュージシャンの悩みでもあると思うけど
それでもいいものを作りたい欲求は変わらず
世間がどうであれ自分たちの求める理想の音を作っていくのが音楽家のやる事かなと思っています。

レコード会社の人たちに
君のやりたいことは壮大すぎて理解できない
と言われ、誰も賛同者がいなかったところから
自分で立ち上げて海外にまでファンを作った
ミルヒはいつまでもやれるユニットではない。
この、儚くも限られた時間の中で
少しでも多くの人にミルヒの音楽を聴いてもらえたら
記憶に残る作品を遺せたら本望です。



この前の和歌山で久しぶりに城干ししたよ🏯
和歌山城を干してやったぜ。