おかえり。 | シンガーソングライター「*. ..やうこの猫的生活.. .*」Powered by Ameba

おかえり。

昨日 くるちゃんが宅急便で帰ってきました。

 
実は日本で唯一フリーズドライで剥製を作る業者さんに
約40日かけて製作してもらっていました。
 
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おかえり、くるちゃん。
 
再びその毛をなでた時
何かわからない感情が溢れて号泣でした。
 
今回の決断を近しい人達には話していたのですが
やうちゃんらしいね、そんな方法があるんだ、
正直この美しい毛並みは燃やせないよね
やうこが元気になれるならそれでいいよ
と案外みんなすんなり受け容れてくれました。
「うちのワンちゃんも剥製にしたよ」という方も
いたのですが、母も
「ハハもロックちゃんが死んだら剥製にする!」
言ってます。(インコです)
 
ネットの質問箱などでのペットの剥製に対する
一般的な意見は「やめたほうがいい」が大半です。
でも実際 剥製にして気持ちが救われた人達は
わざわざネットに書き込まないのだろうと
私は解釈しています。
 
土に返したほうがいい、火葬したほうがいい
そうね、私も今までの猫さんたちはお葬式や
火葬をしてきました。
けれど、くるちゃんだけは
なぜかそう思えなかった。
 
セレモニーセンターに電話して
「オプションでバイオリンとピアノの演奏がありますが
どういたしますか」ときかれたとき
思わず「それなら自分で弾きます」て言ったけど
そこはとても対応のよい業者さんだったけど
他にもめっちゃかんじわるい火葬業者もいたけど
どれもなんか違うなと思えてしまい
「剥製葬」という形を取っている所もあると知り
これが今回は一番しっくりくると感じました。
そしたらびっくりするくらい気持ちが楽になり
大事なステージも乗り切れ
くるちゃんとまた会える喜びに変わりました。
もちろん、生きてるくるちゃんではないけど
それでもいいの。ぜんぜんいいの。
 
大好きなペットを剥製にしたい!
と思う人はけっこういるとおもうのですが
実際やってる人の話はあまり表に出てきませんよね
なので、それで救われた人もたくさんいるよ
てことを知ってもらえたらと思って書きました。
あとは予算ですかね。
大事なのは、周りに説得されて仕方なく諦めて
後悔することがないよう
自分でよく考えて決めればよいかなと思います。
 
ちなみにチェコには 
たくさんの動物を可愛がっていた城主が
亡くなった動物達を剥製として残した
ビートフ城というお城があります。
またチェコに行く機会があればぜひ訪れてみたい。