夢 | シンガーソングライター「*. ..やうこの猫的生活.. .*」Powered by Ameba

泣き疲れて眠り、起きて目の前のくるちゃんを見て
現実とは思えず
より悲しみが深まったことを実感しています。
私の人生はいつも猫とともにあり
毎回お見送りをしなくてはいけないのですが
周りの仲間やみなさんに気持ちを察して頂けることは
とてもありがたいです。

もっと生きてて欲しかった
植物状態でもいいとすら思った。
でもくるちゃんは 酸素室を嫌がり
多少呼吸が苦しくても、ベッドの上で過ごし
自分の足でトイレに行き、水を飲み
さいごまでごはんを食べようとしてた。

私は仕事も手につかないまま
くるちゃんの傍らでバッグを作ってました。
通院の時に便利なバッグ
ひと針ずつ思いをこめて手縫いで。
完成を待たずに旅立っちゃったけどね。

{3CF7E33C-65D5-4B13-BFBF-DD1D9113BA1E}

なんだか遺影のようになってしまった。


実は亡くなる日の朝
酸素室の前で寝落ちしていたら
くるちゃんが私の枕元に来て
喉をゴロゴロ鳴らす夢をみました。
既に4ヶ月前から声も出なくなり
ゴロゴロいわなくなっていたくるちゃんが
夢の中でさよならを言いに来た気がして
「だめ、くるちゃん!まだいかないで」
と叫んで起きました。

よく、お別れにくるって言うけど本当ね。

ちょうど亡くなる1分前にしゅんたから電話がきて
一緒に看取ることができました。
一緒に遊んでもらったから電話待ってたんだね。

うちの猫さんたちはみんな旅立つその日を自分で選び
私に抱っこされてお別れすることを選んでくれた。
猫は自由気まま、て言うけど
私からみたらものすごく我慢強くて気い使いで、
わかりづらい愛情表現だけど すごく優しくて
くるちゃんはいつも私の前を歩いてる感じの子でした


内臓が焼けるような悲しみが体の真ん中から
わき出てきてくるけど
少しずつ現実を受け入れていこうと思います。

「もうすぐ本番なんだから、気持ち切り替えて」て
母は言うけど それは無理。

だから、今のやうちゃんの気持ちで演奏してくれていいからね、て姐さんに言ってもらえてうれしかった
今の心境を演奏や曲で表現することができるのが
アーティストとしての幸せだと思います。

ひとまず今日は何もできそうにないので
ぼーっとします。

{FF2CB15D-AC24-4659-B9BE-7A2C37FB75EB}