ありがとう。

2時間ほど前

くるちゃん 旅立ちました。

3日前から容態があまりよくなく

うまく酸素が吸えずに酩酊状態になったりしてて

おととい、何かを諦めたように

目に力がなくなりました。

それでもごはんも食べてたし、お水も飲んで

ちょっと目を離した隙に ベッドに行きたがって

よろよろ歩いて行こうともしてました。

昨日まで 歩いてたんだ…

今朝 赤坂動物病院まで行きましたが

できることはなかったようで

弱い鎮静剤、抗発作薬、強い鎮静剤

を出していただきました。

今までの子たちを看取ってきて

みんな最後にとても苦しそうだったので

くるちゃんにはもうその思いはさせたくない

かといって私が安楽死をさせることはできない…

病院からの帰り ずっと抱っこしながら酸素を吸わせ

家に着いてからはベッドに横になり

ずっと寄り添い、手を握っていました。

だんだん発作の前兆間隔が短くなってきたので

ひどくけいれんする前に 

お尻から抗発作薬を注入しました。

数十分後 けいれんをおこすことなく

酷く苦しむこともなく

突然 すーっと 逝ってしまいました。

15歳手前にして いってしまいました。

くるちゃんの、あまりにあっけない闘病生活に

もっと早く見つけてあげられたらという気持ちでいっぱい

でも猫さんはギリギリまで我慢するから

早期発見はやはり難しかっただろうか…

悔やめばきりがありません

みんな よく看護してあげたよ、て言ってくれるけど

動物は人間の何倍ものスピードで生き抜くから

1日1日を本当に大切に一緒にいないと絶対後悔する

だから自分の愛情を全て注いで

くるちゃんの命と向き合っただけ。

くるちゃんの体はまだふわふわして

とても優しいにおいがします。

がんばった。ほんとによくがんばってくれたね。

みなさんもくるちゃんを愛してくださり

本当にありがとう。

まだ葬儀の日は決められないので

暫くお家で眠っててもらいます。

いまの私は呼吸もままならないほど辛いけど

腕の中で看取ってあげられたことだけは救いです。

これからはりっちゃんと2人の生活。

私はこれからも猫ママ🐈として強く生きなくちゃ

りっちゃんは 何かを感じとってるのか

珍しく甘えにくることなく、

寒いのに 窓際で外をずっとみています。

お迎えが、みえるんだろうか。

私は子供の頃 飼ってた犬が酷く苦しんでいた時

親が病院をかえず、先生の言うがまま鵜呑みにしてるのをみて、自分が子どもであることの無力さを感じ

自分で飼った子は必ずベストなケアをしてあげるんだ

と心に誓いました。

物言えぬ動物とは 心をまっすぐに通わせ

その子の発する信号を受け取らないと。

くるちゃんは、抱っこも嫌がるし、自立心が強くて

いつもマイペースで不思議な子だった。

だから最後の3日間だけ 抱っこして欲しそうに

甘えてくれたことが一番嬉しかった。

たくさんの思い出をありがとう。

私の事を心配してくださるのも

本当にありがたいのですが

悲しみはコントロールできるものではないので

自然に癒えるまで待っててください

ステージはちゃんとやります。

くるちゃんへの思いをこめて全身全霊で弾きます。

みにきてくれたら、それが一番嬉しいかな。

長くなりましたが、

くるちゃんをずっと愛してくれてありがとう。

私の好きな写真をのせるね

好奇心いっぱいな顔

あったかーい ごろ寝

あごのっけてベランダお昼寝。

なかよくごはん。

私の水をこっそり飲んでるくるちゃん

お琴の張替えを邪魔するくるちゃん

いつものくるちゃん

ぶさいくなくるちゃん。

見守り。

やっぱりぶさいくなくるちゃん。

酸素マスクから解放されてよかったね。

天国でたくさん空気吸ってね。