ぬくもり。

一気に寒くなり、人肌と鍋が恋しくなってきたね
と言いつつ、
お琴教室では汗だくになってお稽古してきたよ。
ひととおり曲を弾けるようになってくると
先生は更に音色や間合いについて教えてくれる。
そのひとつひとつが新鮮で楽しくて仕方ない。
たった一つの音色を出すのに何年もかかる
芸の道は奥が深いね。

その後、ウッキーの調子が安定してていい感じ。
一度悪くなった腎臓は良くなるわけではないけど
ここまで元気になってくれると本当に助かる。
毎日の点滴と、2週間に一度の抗生物質の注射で
血液検査でも、リンの数値が正常値に戻った！

腎不全の場合
クレアチニンと尿素窒素とリンの数値が高くなる。
特にリンが高いと気持が悪くなり食欲も元気もなくなるみたい
猫にはタンパク質が必要不可欠だけど
タンパク質を摂るとリンが上昇する。
だからタンパク質を抑えた処方食を食べる必要があるのね
でも調子が悪いと食べてくれないし、、、と
だいたいは悪循環に悩まされることが多い。でも
ウッキーは幸い好循環に持ってくことができました。

人間のように透析ができるわけではないので
毎日の点滴で水分を補うんだけど
前の病院では乳酸リンゲルを出してたのね。
今の病院は「腎不全の子に毎日乳酸リンゲルを与えたら
結果的に高ナトリウム血症になるのでは」と考え
半分をブドウ糖の投与に代えてる。
それも病院をかえてよかったとことのひとつ。

また　ウッキーは血圧がすごく高いんだけど
機能が低下した腎臓に血液を送るには
血圧が高いこともメリットになるので
むやみに血圧を下げる薬を使うのは危険なんだって。
そういう情報を正確に教えてくれるので助かる。

病院選びと飼い主の献身と当猫の協力とで
治療がうまくいくかが決まるのだそう。
ウッキーは本当に協力的で
最近は点滴の針を刺した瞬間、伏せをして固まる。
処方食のカリカリもたくさん食べるし水もよく飲み
ジャンプしたりくるちゃんをいじめたりしてる。
猫たちが元気でいてくれると私も元気でいられるよぉ