天国へいった理恵ねえちゃん | シンガーソングライター「*. ..やうこの猫的生活.. .*」Powered by Ameba

天国へいった理恵ねえちゃん

本日 いとこの姉の葬儀に行ってきました。
イエスの洗礼を受けていた姉は教会での通夜、葬儀ミサを行い
沢山の方々に見送られて神の元にいきました。

2年ほど前から癌を煩い、闘病生活をしていたことを
私は全く知らなかったのだけれど
昔からとても頭が良いお嬢様 というイメージでした。
結婚すると家庭を何より大切にし、
とにかく2人の子どもと旦那さんに愛を注いできました。
「私は幸せになる為に生まれてきたのよ。
だから最後まで笑顔でいるの。
そして 見送る時は笑顔で見送ってちょうだい」
姉が最後に発した言葉は「ありがとう」だったそうです

自分のことより、人の為に生きることを選んだ従姉の人生
細い体で 食べる事、ケーキが大好きだった従姉
常に周りに気配りをし、いつも笑顔だった従姉

そんな従姉の周りには愛がいつも溢れていたのでしょう
旦那さんもとても素晴らしい方で、最後まで従姉に寄り添い
たくさんたくさん、お話をしたそうです。
息子と娘もまだまだ若いけど、立派に気丈に振る舞っていました

最後、旦那さんの「結婚してくれてありがとう」という言葉が
その場にいたみんなの心に染みわたり
従姉を心から見送ることができたように思います。

わたしもこんな素敵な旦那さんが欲しいなと思った。
それはきっと自分の生き方で得られる宝ものだろうね。
従姉はとても素敵な宝物を育てられたのだね。
早い別れは寂しいけど、きっと使命を果たし
姉の愛情を全て与え尽くしたのだと感じました。

神父さんの言葉もとても心に響き
私も、葬儀をしてもらうなら絶対教会だって思いました。
正座より椅子、お経より賛美歌 お香よりお花の香り
お花も、菊の花よりバラやスイートピー
それが私の最期に、そしてみんなにとってしっくりくる。
今からみんなに言っておくね
私が死んだら みんなで歌を歌ってね。
お経も戒名もお線香もいらないから
たくさんの薔薇の花と楽しかった思い出話をしてください

ま、まだ先の話だけどね。

これから少し教会のことにも関心を持ってみます。
とにかく、従姉の人柄をよく知ることができた
素晴らしいお別れの儀式でした。