今日の
『四季通信』は、
『あれも観たい これも観たい』
~「もう一度 じっくり観たい映画」の巻 ~ です。
※
昨日、自分の
DVDの棚(映画が並べてあります。)
を眺めていて、
時間があれば
じっくりと
もう一度
観てみたいなあと
思う作品を
選んでみました。
今日は、
それらを
ここに並べてみました。
※
まずは
『東京物語』
1953年の作品。
監督:小津安二郎
この映画は、
やはり
心落ち着いて、
しみじみと観るのが
いい。
尾道に暮らす
老夫婦の
広島の言葉が
いいです。
原節子さん、
いいですねえ。
※
次に
『あなたへ』
2012年の作品
監督:降旗康男
高倉健さんの
最後の
作品となりました。
亡くなった妻の
故郷である
長崎県平戸の漁港・薄香への
キャンピングカーでの長い旅。
風光明媚な地で
出会うさまざまな人々と、
さまざまな人生。
出会いと別れ。
そしてそれは、
主人公が亡き妻への
深い愛情に改めて
気付かされる
旅でもあった。
健さんはもちろんですが
大滝秀治さんや
ビートたけしさんの
演技も
渋いです。
※
そして
『まあだだよ』
1993年の作品
監督:黒澤明
この映画を
淀川長治さんは、
「現代の乾いた土に
この映画が水をまく
気がします。
乾いた乾いた土に
水を注ぎこんで
みんなが
やっぱりいいなあと
思ってくれるような
映画だ。」
と評しておられます。
内田百閒さんの小説が
もとになっています。
※
次に
『モダンタイムス』
1936年の作品
監督:チャールズ・チャップリン
字幕がなくても
話の内容が
理解できる
という
チャップリンの
パントマイムの
絶妙さ。
いろんな
シーンが
あるのですが、
このシーンは
すごい。
やはり、
チャップリンは
天才です。
※
そして
『ペコルスの母に会いに行く』
2013年の作品
監督:森崎東
認知症の母とともに暮らす
主人公。
お母さんの記憶は
少しずつ過去へ
遡っていきます。
ある日を境に、
「ボケるとも
悪かことばかりじゃなかかもな」
と、主人公は
思い始めるのでした……。
九州弁が
なんとも
ほのぼのとした味わいがあります。
※
ということで、
今日から少しずつ
これらの映画を
しみじみ
観ていこうと
思います。
今日は
このへんで。
また明日
お会いしましょう。