今日の『四季通信』は、
『あれも聴きたい これも聴きたい』
~サイモンとガーファンクル 「明日に架ける橋」の巻 ~ です。
※
おとといは、
「ブックエンド」について
書きました。
その時に
こういうことを
書きました。
サイモンとガーファンクルについては、
これまでも
何回もアルバムについて
書いてきました。
それでも
書き足らなかったり、
付け加えたいことが
あるので
年代ごとには
ならないのですが、
サイモンとガーファンクルの
レコード・アルバムについて
書き足していこうと思います。
今日のアルバムは
オリジナルアルバムとしては
S&G 5作目の
『明日に架ける橋』です。
※
アルバム『明日に架ける橋』は、
サイモンとガーファンクルのアルバムの中で
ぼくが
もっともよく聴いたアルバムです。
それでは
※
ジャケットは
『明日に懸ける橋』
1970年4月21日発売
発売元:CBSソニー
初めて聴いた時から
練りに練った
丁寧な録音というのが
感じられたアルバムでした。
サイモンとガーファンクルの
レコードアルバムで
最初にぼくが
買ったアルバムです。
高校2年生の時でした。
グラミー賞最優秀アルバム賞を受賞。
でも
このアルバムを最後に
サイモン&ガーファンクルは
事実上解散ました。
(その後、再結成を繰り返しましたが。)
※
早速
曲目をみてみましょう。
A面
1.明日に懸ける橋
2.コンドルは飛んで行く
3.いとしのセシリア
4.キープ・ザ・カスタマー・サティスファイド
5.フランク・ロイド・ライトに捧げる歌
B面
1.ボクサー
2.ベイビー・ドライバー
3.ニューヨークの少年
4.手紙が欲しい
5.バイ・バイ・ラブ(LIVE)
6.ソング・フォー・アスキング
※
A面1曲目
「明日に懸ける橋」
このアルバムのテーマ曲であり
もちろん
このアルバムで
最も知られた曲ですね。
最初の
ピアノの音を聴いただけで
ジーンときてしまいます。
とにかく
この曲は
ポールサイモンの
優しさあふれる
詞と、
ガーファンクルの歌唱力
につきますね。
それと、
終わりに近づくにつれての
曲の盛り上がり。
本当に
「聴かせる」
曲です。
疲れ果てて
みじめな気持ちで
つい涙ぐんでしまう時
君の涙をぼくが
乾かしてあげよう
ぼくは
君の味方だから
どんな
つらいときでも
頼る友だちが
見つからない時でも
激流に架かる橋のように
ぼくは
この身を横たえよう
激流に架かる橋のように
ぼくは
この身を横たえよう
(後略)
2曲目
「コンドルは飛んで行く」
ポールがパリで親しくなった
ロス・インカスの演奏に
詞をつけて、
ボーカル部分を加えたものです。
ですから、
もともとは
伴奏だけの曲だったということです。
でも
ポールの詞も
とても
哲学的でいいですよね。
カタツムリよりも
むしろ
雀になりたい
そうだとも
もし なれるなら
そのほうがずっといい
(中略)
ロス・インカスだけの
「コンドルは飛んで行く」です。
なかなかいいですよ。
5曲目
「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」
このアルバムを買った当時
フランク・ロイド・ライトの
ことはぼくは知りませんでした。
有名な建築家と知ったのは
だいぶ後です。
この曲は
当時建築業を学んでいた
アートの提案で
ポールが
曲を書いたということです。
B面1曲目
「ボクサー」
この曲は、いろんな場所
(ナッシュビルや、教会など)で
何日もかけて
重ね撮りされ
発売に5か月もかかったそうです。
これも名曲ですね。
4曲目
「バイ・バイ・ラブ」(LIVE)
1969年秋のツアーで
ライブ録音された曲。
曲自体は
1957年に
エヴァリー・ブラザーズが
ヒットさせた曲です。
軽快で
この曲も
ぼくは
大好きです。
※
「明日に懸ける橋」からの
シングルレコード
『明日に懸ける橋』
『キープ・ザ・カスタマー・サティスファイド』
『コンドルは飛んで行く』
『フランク・ロイド・ライトに捧げる歌』
『コンドルは飛んで行く』
『バイ・バイ・ラブ』
『ボクサー』
『ベイビー・ドライバー』
『コンドルは飛んで行く』
『いとしのセシリア』
『明日に懸ける橋』
『いとしのセシリア』
※
ということで
今日は
このへんで。
明日また
お会いしましょう。