『あれも聴きたい これも聴きたい』~サイモンとガーファンクル 「ブック・エンド」の巻 ~ | 四季通信

四季通信

いろんなことを書き綴っていきます。

今日の『四季通信』は、

あれも聴きたい これも聴きたい

サイモンとガーファンクル 「ブック・エンド」の巻 ~ です。

 

 

サイモンとガーファンクルについては、

これまでも

何回もアルバムについて

書いてきました。

それでも

書き足らなかったり、

付け加えたいことが

あるので

年代ごとには

ならないのですが、

サイモンとガーファンクル

レコード・アルバムについて

書いていこうと思います。

 

今日のアルバムは

S&G 4作目の

 

 

ブックエンド』です。

(1968年)

 

サイモンとガーファンクル

アルバムの中でも

わりと地味な感じの

アルバムだと

ぼくは思います。

(感じ方は、人それぞれですからね。)

 

ジャケットも

白黒で地味です。

でも

A面なんか

すごく練られて作られていると

あとになって気づきました。

組曲風になっているんです。

 

 

曲目をみて見ましょう。

 

A面

1.ブックエンドのテーマ

2.我が子の命を救いたまえ

3.アメリカ

4.オーバース

5.老人の会話

6.旧友

7.ブックエンドのテーマ

 

B面

1.フェイキン・イット

2.パンキーのジレンマ

3.ミセス・ロビンソン

4.冬の散歩道

5.動物園にて

 

 

それでは、解説を書きますね。

解説というより

ぼくの感想に

なりますが。

 

A面

人間が

生まれてから

死を迎えるまでの

それぞれの時期の

人間像が、

見事なタッチと洞察力で

語られていく。」

(「S&G COLLECTED WORKS」解説より)

そうした

組曲風に

描かれています。

 

ブックエンドのテーマ」により

A面の曲ははさまれています。

まさに、ブックエンドですね。

最初が

ギターのみ、

最後のテーマは

歌詞が入っています。

 

7.ブックエンドのテーマ

 

過ぎ去った日々

それはすばらしい日々だった

それは

無邪気な日々

自信に満ち溢れた日々

もうずっと昔のこと

そうでしょう?

ここに写真がある

思い出は大切に

とっておくことです。

それは、あなたが

失った

すべてのもの。

 

 

3.アメリカ

 

このアルバムの中で

ぼくの一番好きな曲です。

メロディと

詞が

気持ちよく

重なっています。

 

(前略)

"煙草をとってくれ

レインコートに

一本残っているはずだ"

"最後の一本は

1時間前に吸っちゃったわ"

ぼくは仕方なく景色を眺め

彼女は

雑誌を読んだ

広い野原の上に

月が昇っていた。

(後略)

 

 

5.老人の会話

 

アートガーファンクル

数ヶ月かけて、

さまざまな場所で

録音した

老人たちの

会話が

収録されています。

こういう会話だけの

手法というのは

珍しいですね。

 

 

レコードB面

S&Gのこのときまでの

ヒット曲集。

 

1.フェイキン・イット

ロック調の曲。

軽快な曲で

好きな曲です。

 

3.ミセス・ロビンソン

映画「卒業」で

使われた

大ヒット曲ですね。

 

4.冬の散歩道

1966年にヒットしました。

 

 

ということで

サイモンとガーファンクル

アルバム「ブックエンド」について

書かせてもらいました。

読んでいただき

ありがとうございました。

 

 

ということで

今日は

このへんで。

また、明日

お会いしましょう。