今日の『四季通信』は、
今日もまた
ちょうど一年前の
11月17日の
『四季通信』の再録です。
題名は
『あれも書きたい これも書きたい』
~ やっつぁんの広島弁大辞典 ~ です。
※
方言は
若い人たちにとっては
だんだん廃れていってると
思いますが、
なかなか
抜けきれないのが
ぼくらぐらいの年齢層かなあ、と
思っています。
ぼくが使っているのが
広島弁。
この『四季通信』でも
いろいろ書き綴っています。
若い人には
通じないことばもあのます。
そして、また
日頃何気なく使っていて
「えっ、これってずうーと標準語かと思っていた」
というようなことばもあります。
他県の方々は
どのくらいおわかりでしょうか。
ということで、
2022年11月17日の
『四季通信』
「やっつぁんの広島弁大辞典」です。
※
今日は久しぶりに
『広島弁大辞典』とまいりましょう。
(今日は、広島弁アニメとイラストは、ありません。)
さて、広島県以外の方にどれだけ通じるでしょうか。
また、広島県人でも、
若い人は、もう使わない言葉もあります。
まずは、
『みてる』
意味:なくなること。少なくなること。
用例:「醤油(しょうゆ)がみてたけえ、スーパーで買うてきて。」
標準語訳:「醤油がなくなったから、スーパーで買ってきて。」
次は、
『がんぼ(ったれ)』
意味:いたずら(っ子)、手に負えない(子)
用例:「あいつは、小さいころ、おおがんぼじゃったんでえ。」
標準語訳:「あの子は、小さいころ、とても、手に負えない子だったんだよ。」
お次は、
『ぼれー』
意味:とても
『いたしい』
意味:難しい
用例:「今日のテスト、ぼれーいたしかったよのう。」
標準語訳:「今日の、テスト、とても難しかったよねえ。」
どんどんいきますよ。
『いらう』
意味:触る(さわる)
用例:「ここに飾ってある展示物、いろうたら、いけんよ。」
標準語訳:「ここに飾ってある展示物、さわったら、だめですよ。」
お次は、
『にがる』
意味:(お腹などがちくちくと)痛くなること。
用例:「昨日の夜、腹がにがって、どうもならんかったんよ。」
標準語訳:「昨日の夜、お腹がちくちく痛くなって、どうしようもなかったんですよ。」
お次、
『はぶてる』
意味:腹をたてる、怒る
用例:「そがあに、はぶてんと、笑いんさい。」
標準語訳:「そんなに腹をたてないで、笑いなさい。」
お次は、
『ぶち』
意味:とても、すごく
『みやすい』あるいは『みやしい』
意味:容易だ、易しい、簡単だ
用例:「今日のテスト、ぶちみやすかったのう。わしでも、できたでえ。」
標準語訳:「今日のテスト、すごく簡単だったねえ。ぼくでも、できたよ。」
それでは、
今日はこのへんで。
※
ということで
今日は、このへんで。
また明日
お会いしましょう。