今日の『四季通信』は、
『あれも聴きたい これも聴きたい』の
第2回目です。
今日は、主に
「フォークソング」を
中心に、書いていきます。
ただし、
50年前から
60年前のフォークですから、
懐かしいと思う方と
全然知らないという方が
おられると思います。
まあ、気軽に
お付き合い願います。
さあ、
誰から書いていきましょうか。
※
まず、
高田渡さんから。
『生活の柄』
ぼくは、
フォークソングというと
まず
思い出すのは
高田渡さんです。
高田さんには
他に
「値上げ」とか
「系図」「夕焼け」
「自衛隊に入ろう」
など、ありますが、
ぼくが
一番好きなのは
この
「生活の柄」なんです。
※
次に
高石友也さんの
『受験生のブルース』
1968年の作品。
中川五郎さんが作詞。
高石友也さんが
せつせつと
歌っています。
もちろん
大学受験生の歌ですが、
丁度ぼくは
高校の受験生だったと
思います。
ですから、
この歌詞に妙に
慰められた記憶があります。
後年の、高石さんの
ライブも
載せさせていただきました。
※
そして
加川良さんの
『教訓Ⅰ』
この曲の歌詞がいいですね。
命はひとつ 人生は一回
だから 命を捨てないようにネ。
あわてると つい フラフラと
お国のためなのと 言われるとネ
青くなって しりごみなさい
にげなさい
かくれなさい
女優の
杏さんも
歌っておられましたね。
※
次に
及川恒平さんの
『面影橋から』
吉田拓郎さんの
アルバム
「たくろう・オン・ステージ」で
歌っています。
及川恒平さんは、
六文銭の
メンバーの一人です。
※
そして
忌野清志郎さんの
(RCサクセション)
『ぼくの好きな先生』
歌を作り、
歌った
忌野清志郎さんには、
こんなエピソードがあります。
♪劣等生のこのぼくに
すてきな話をしてくれた――
2日(2009年5月)に58歳で亡くなったロックシンガー、
忌野清志郎(いまわの・きよしろう)さんには
終生慕う先生がいた。
東京都立日野高校で担任だった小林晴雄さん(77)。
初期のヒット曲
「ぼくの好きな先生」のモデルになった。
必ず闘病生活を乗り越える。
先生と級友はそう信じてきた。
3日、都内で営まれた清志郎さんの通夜に、
小林先生は参列した。
ひつぎの中の教え子は穏やかな顔をしていた。
「十分がんばってきたんだ。ゆっくり休め」。
心の中で声をかけ、花を手向けた。
(2009年5月5日付 「朝日新聞」より)
※
そして
ザ・フォーク・クルセダーズ
『花のかおりに』
ザ・フォーク・クルセダーズについては、
「悲しくてやりきれない」を
以前紹介しましたが、
今回は
この「
」です。
北山修さん作詞、
加藤和彦さん作曲の
とても
美しい曲です。
※
ということで
今日は
このへんで。
また、
明日
お会いしましょう。