田植えが無事終わりました。天気も暑くなく寒くなく雨も降らず、有り難かったです。ここから、水管理をしながら10月の稲刈りまで育て上げます。育てるというのは、難しいものです。
農業もお仕事の一つですから一つ一つの作業をこなしていかなければなりません。ですが、相手は植物であれ、動物であれ生き物ですから、自分の思ったようにはいきませんね。だから作るという意識より、育てるという意識が大事だと思うのです。
育てるというのは、相手の意思も尊重し、相手を理解して行なっていくものですね。人を育てるのもまた、同じです。自分の思うように人を作ることはできませんね。でもその辺を勘違いしてしまい、つい上の立場になると、そんな意識で人を見てしまいます。
お釈迦様はどんな相手にも法を説くことができました。私達人間であれば合う、合わないがあり苦手な人もいます。ですが、それも一つの自分の思い込みもあるのかもしれません。良くも悪くも人は印象から入り、思い込み好き嫌いで判断してしまいがちですが、相手の会話や中身を素直に見たり、聞くことができると、それに対して自分自身が拠り所とする考えのもと話ができるのではないでしょうか。
お釈迦様の教えに「法によって人によらず」という教えは、まさにそういうことなのかな?と思います。自分のフィルターを通した人ではなく、自然界の同じ立場の生き物として、お釈迦様の法をもとに、自然な感じで共存していきましょう、ということだと思います。勿論、人だけでなく、動植物ともです。
そう思うと、稲の短い人生を陰ながら応援させて頂きます。という気持ちになります。

