『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて』

【原題】Fisherman’s Friends

【製作年】2019年【製作国】イギリス

【監督】クリス・フォギン

【主なキャスト】ダニエル・メイズ、 ジェームズ・ピュアフォイ、 デヴィッド・ヘイマン、 ディヴ・ジョーンズ、 サム・スウェインズベリー、 タペンス・ミドルトン、 ノエル・クラーク




『Pコートの海の男』ということで思い出しました。


  🇬🇧 コーンウォール地方というと、

『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』や『ラヴェンダーの咲く庭で』『日の名残り』など、好きな映画の舞台になっており、“お馴染みの” って感じではありますが…


こちらで描かれているのは、漁師さんたち。 


海の男の荒々しさもあるものの、

紺色の Pコートや、ボーダーのシャツやデニムを オシャレに着こなす彼ら。


その歌声は、小気味よく素敵ですウインク


国歌斉唱シーンでは、“単一自治体” のプライドも感じられました。



あらすじは…。


イギリス南西部コーンウォール地方にある、小さな港町ポート・アイザック。


この地を旅行で訪れた、音楽マネージャーのダニーは、漁師たちのバンド『フィッシャーマンズ・フレンズ』のライヴを偶然見かけます。


上司から、彼らとの契約を命じられて、町に残ることになるダニー。


最初は、敵意むき出しの漁師もいましたが、ダニーの情熱に心を動かされ…。



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ネタバレあります。








“ほっこり系” の映画から得られる栄養素ってあると思うのですが…

クタクタになった本日、ほっこり成分を 50mg ほど摂取できました爆笑



まず、この港町が素敵。

カモメが飛ぶ青い空、青い海。 

岩が多い入江に、魚がいっぱい釣れそうな防波堤。


崖の上の古い建物や、小さなコテージ、石や煉瓦が積まれた坂道も趣があります。




序盤は、上司や同僚のイジメのようで、ダニーが気の毒でした。

置いてけぼりにしといて、「シャレだった。撤退しろ」だなんてプンプン



でも、安心してください。

こちらは、実話ベースでございます。



漁師さんたちは、一筋縄ではいかなかったけれど…

彼らの歌声に魅せられたダニーは、熱意を持って、デビューを目指します。


ドジっ子だと思ったのに、意外とやり手で、男気をみせるカッコ良さ (注 : 見た目ではございません)


馬鹿にした者たちをギャフンと言わせるのは、こちらまで いい気分になるのでしたウインク



そして、彼が恋する女性 アルウィン。 

演じるタペンス・ミドルトンは、『ダウントン・アビー』で知りましたが、この物語のマドンナ役にピッタリ。


ダニーに懐く娘ちゃんも、母娘が乗る ちっちゃな車も可愛かったなウインク




実際のコーラスグループは、長い間 続いているそうで。 素敵な伝統だと思います。



それにしても、皆 どんだけパブが好きなんだろ爆笑