『SALAAR / サラール』

【原題】Salaar

【製作年】2023年【製作国】インド

【監督】プラシャーント・ニール

【主なキャスト】プラバース、 プリトヴィラージ・スクマーラン、 シャルティー・ハーサン、 ミーナクシ・チャウダリ




ネタバレあります。






インド映画らしく、上映時間は3時間弱。 
いつもなら、クタクタになるところですが、蒸し暑い本日、快適な映画館で長く過ごせたのは、ありがたかった爆笑

で、こんなに長いのに、Part2 に続くようでございます。
よし!! と身を乗り出したところだったのに。先に言っといてよ(笑)


キャストの顔も物語も、とにかく濃ゆ〜い。しかも、血と汗でテッカテカ爆笑

見終わった後は、ざる蕎麦を食べることにいたしました。


あらすじは…。

盗賊を生業にする部族によって建国された、カンサール。

10歳のデーヴァは、王の息子である親友ヴァウダのためなら、どんな相手にも立ち向かい、必ず倒してきました。

ヴァウダも、自らの領地を犠牲にして、デーヴァと彼の母の窮地を救います。

その後、デーヴァは、ヴァウダに『名前を呼べば、必ず駆けつける』という言葉を残し、母とともに辺境の地に身を隠しますが…。


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可愛い少年が、急にイカツイ男性になったのには、面くらいました。
特にヴァウダは、面影ないやん爆笑


インドの方は、「全然違う顔やん」とおっしゃるでしょうが、大人の顔が 3パターンくらいに思えまして…

コレ誰?となりながら、鼻輪や顔のペイントを手がかりに、何とかついていきました。 猛スピードで展開するので、ポンコツな私は、もう必死です爆笑

大領主たちは、キャラ立ちしていて、わかりやすかったけれど。


正直言えば、もっとギュッと凝縮できたとは思いますが… 
ダレそうになると、驚くようなアクションを繰り出してきたり、急に『バイオハザード』ぽくなったりで、飽きることはありません。


なんと言っても、一番の魅力は…
もはや “狂っている” とも言える、スイッチが入ったデーヴァの凄まじさ!!
1人で何人やっつけたんだろう爆笑

一番好きだったのは、千手観音のような立ち姿。あまりの迫力に、笑っちゃいました。


親友や、か弱い女の子の尊厳を守ることになると、我慢できなくなる。 
わかりやすくて、好感が持てますニコニコ


彼の生い立ちは…??? (これは Part2 で明かされることでしょう)
というか、彼の母は、どう見ても只者ではないでしょう。
強くてカッコいい、ママでした。


もちろん、デーヴァとヴァウダの絆には、グッときました。
王の息子ヴァウダは、安泰なのかと思ったら、第2夫人の息子で、虐げられていたのでございます。
何処も同じ、覇権争いの醜さよショボーン


こんなん、ありえへん。
それはわかっているのですが、何でもアリが許せるのが、インド映画。

デーヴァは、ホンマモンの〇〇?
外国の軍隊はどうなった? 
あの女性はどうなる? (デーヴァとの恋とかないんかな口笛)
知りたいこと、確かめたいことがいっぱい。

ということで、Part2 も観に行くぞ。