『6人の女 ワケアリなわたしたち』


NHK総合で、日曜夜に放送されてきた、フランス発のドラマ。 

今夜は 第6回 (最終回) でした。



人生は、山あり 谷あり 事情あり。

頂上で、治療仲間だった エヴの遺灰を撒くため、『ガン友』6人で山に登りますが…。



ネタバレあります。







第6回【ヴァレリー】


演じるのは、クレール・ボロトラ。




微笑みを浮かべ、いつも冷静なヴァレリー。 私の “推しメン” です。
それだけに、彼女について先週わかったことは、衝撃でございましたえー

若い頃、ドラッグに溺れていた彼女は、娘を残し、ひとりでインドに渡った。 
そして、その娘こそ、モルガン (本当はルイーズ) だった。

でも、自分から去ったのではなく、引き離されたこと、ずっと娘を気にかけていたことは、モルガンには伝わっておらずえーん

以前、『家族はいない』と発言していたのは、このまま名乗らず、モルガンをそっと見守りたかったのでしょうか。

若い頃のことだとはいえ、過ちを犯したのは事実。
でも、高山病で横になるモルガンを見つめる顔は、母親のそれでした。
何とも切なくなるのでした。



そして!! 先週のラスト…
ガイドの『これ以上はムリ』との勧告を無視し、登り続けることにした 5人。
(体調不良のモルガンは、寝ていた) 

どうしてもやり遂げたい。 気持ちはわかるけど、そんな無謀なことしたら、ドラマ的に、何もないわけがないやん。

案の定、吹雪に見舞われることになってしまいますびっくり

やっぱり、山は侮れない。
陽の光を浴び 軽装で登り始めたのに、
今は、風に飛ばされそうになり、ダウン着ても震えている彼女たち。


5人がいないことを知った、ガイドのトムは大慌て。
パブロにも声をかけ、救助に向かいます。 2人とも、“アイツら 何やってんねん” と、怒り心頭ですムキー

心配するモルガンでしたが、山小屋で待機することに。 ヴァレリーの私物を見て、母を想うのでした。


一方その頃… 5人の女性たちは、真っ青になっておりました。
ヴァレリーが倒れ、洞窟に避難したのはいい判断。 パティは、やっぱり頼りになるウインク

でも、元気とはいえ、一番年上のノエミが、助けを求めに行くのは、心配でしかないけれど… 

そこへ現れたのは、“白馬の王子様” ならぬ、“白雪まみれのオジ様たち” トム & パブロ!! ホッとしました。


そして… 吹雪が去り、翌朝、山頂を目指すことになります。
パブロ、いいとこあるやんニコニコ

エヴの遺灰を、6人揃って、山頂で撒くことができました。
男性陣、協力ありがとう。


登山をされる方にとっては、間違いなく、はた迷惑で、困った連中でしょうが…

こんな彼女たちなら、病気とも果敢に戦い、乗り越えられるのでは?と思える強さがありました。
ひとりじゃないことで、パワーが何倍にもなっていることも感じます。

まとまりっこなさそうな彼女たちが、一緒に困難を乗り越え、絆が深まったのは、胸アツでした。


1年後、集まっての食事会。
ヴァレリーは、かなり衰弱してしまいました。
でも、この登山を通じて、モルガンと心が通ったようです。

モルガンには、赤ちゃんが生まれ、孫の顔を見て、旅立つことができたようで、本当に良かったです。


サラとジュリアンとの交際は続いているようです。
素直になったカレンは、またカレと暮らしているみたい。
ノエミもパティも、前より綺麗になり、生き生きしている。

ワケアリな彼女たちは、それぞれの選んだ道を行くのでした。


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人間ドラマもですが、毎週 楽しみにしていたのは、心が開放されるような、素晴らしい風景ラブ
みんなで夕陽を眺めたり、水浴びをしたシーンも印象的でした。


かなり前に、登山が趣味の友人に誘われて 1度だけ山登り (彼女に言わせると “遠足レベル” なのですが爆笑) をしたことを思い出しました。

しんどかったけど、空を下に見たのは、気持ち良かったな。
思いっきり 足を引っ張ったから、もう行くことはないと思うけれど。


たまたま観たドラマでしたが、現代に生きる、魅力的な女性たちに刺激をいただきました。

暗くなりそうなテーマだけど、自虐ネタや笑いも交え、月曜日に引きずるほど 重くなかったのもいいと思います。



すぐ忘れるので、テーマ曲をメモしておこうっと 📝
ブロンディの『Heart Of Glass♪』

何度も聴いたことがあるのに、恥ずかしながらタイトルを知りませんでした。
ドラマのおかげでわかり、感謝です。 
ボーカルの高音が耳に残りますニコニコ



個人的な、しょうもないことですが、
“観たその日のうちにブログにあげる” ことにチャレンジしておりましたが… 
6回とも 何とかでき、ちょっとした達成感を得ることができました。

そんなことより、もっとしっかりしたこと書けよプンプン なんですけれど(笑)

読んでいただき、ありがとうございました。