『世界一不幸せなボクの初恋』
【原題】Ode to Joy
【製作年】2019年【製作国】アメリカ
【監督】ジェイソン・ウィナー
【主なキャスト】マーティン・フリーマン、 モリーナ・バッカリン、 ジェイク・レイシー、 メリッサ・ローチ、 シャノン・ウッドワード
ネクラで パットしないオジサンと、セクシーな美女のカップル。
こんなんありえへん。と思うけれど…
まさかの実話ベースなのだとか。
何度もクスッとなりかけて、笑ってはいけないと、その度 自分にブレーキをかけました。
彼が悩まされている、『カタプレキシー(情動脱力発作)』のことをよく知らなかったのですが…
喜怒哀楽といった感情の高まりによって、筋力が抜けてしまうのだそうで。
この病気に悩まされている方たちにとっては、笑い事ではないのですよね。
知らないことが多すぎるな、自分![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
彼の場合は、主に『喜』によって発作が起こるようで。
楽しまないよう、喜ばないよう、我慢しなきゃいけない姿は、切なくさせます。
でも、諦めてはいけません。 こんな恋ができるのですから。
個性的な周囲の人たち含め、ほっこりしました。
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ネタバレあります。
ニューヨークで、図書館司書をしているチャーリー。
赤ちゃんや可愛いワンコを見るだけで、倒れる恐れがある彼は、感情が動かないように気をつけています。
通勤は『葬送行進曲』を聴きながら。
デートの時は靴の中に画鋲を入れておき、楽しくなりかけると、悲惨なことを思い浮かべなきゃいけません。
こんなん、辛すぎます![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
(治療法もあるようですし、あくまでも、この映画では… ですが)
自分なら、家から一歩も出られないでしょう。 ちゃんと働きに出ているだけでも尊敬します。
そんな彼のところに舞い降りた、天使のようなフランチェスカ![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
自分の恋心を押し殺し、一度は、自分の弟とくっつけようとしたチャーリーでしたが、実はフランチェスカも…。
自分の子どもなんて、考えることもできないチャーリーに、フランチェスカが放った言葉がナイスでした。
『クソガキを養子にしよう』![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
そんな彼女の、闘病中の叔母さんが、じれったい 2人を見て放った、
『さっさとキスして』は、サイコーでした![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
原題は『Ode to Joy』(歓喜の歌)
なんかオシャレ。