『世界一不幸せなボクの初恋』

【原題】Ode to Joy

【製作年】2019年【製作国】アメリカ

【監督】ジェイソン・ウィナー

【主なキャスト】マーティン・フリーマン、 モリーナ・バッカリン、 ジェイク・レイシー、 メリッサ・ローチ、 シャノン・ウッドワード




ネクラで パットしないオジサンと、セクシーな美女のカップル。
こんなんありえへん。と思うけれど…

まさかの実話ベースなのだとか。

何度もクスッとなりかけて、笑ってはいけないと、その度 自分にブレーキをかけました。

彼が悩まされている、『カタプレキシー(情動脱力発作)』のことをよく知らなかったのですが…
喜怒哀楽といった感情の高まりによって、筋力が抜けてしまうのだそうで。

この病気に悩まされている方たちにとっては、笑い事ではないのですよね。
知らないことが多すぎるな、自分ショボーン


彼の場合は、主に『喜』によって発作が起こるようで。
楽しまないよう、喜ばないよう、我慢しなきゃいけない姿は、切なくさせます。

でも、諦めてはいけません。 こんな恋ができるのですから。
個性的な周囲の人たち含め、ほっこりしました。


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ネタバレあります。





ニューヨークで、図書館司書をしているチャーリー。
赤ちゃんや可愛いワンコを見るだけで、倒れる恐れがある彼は、感情が動かないように気をつけています。

通勤は『葬送行進曲』を聴きながら。
デートの時は靴の中に画鋲を入れておき、楽しくなりかけると、悲惨なことを思い浮かべなきゃいけません。 

こんなん、辛すぎますえーん
(治療法もあるようですし、あくまでも、この映画では… ですが)

自分なら、家から一歩も出られないでしょう。 ちゃんと働きに出ているだけでも尊敬します。



そんな彼のところに舞い降りた、天使のようなフランチェスカウインク

自分の恋心を押し殺し、一度は、自分の弟とくっつけようとしたチャーリーでしたが、実はフランチェスカも…。


自分の子どもなんて、考えることもできないチャーリーに、フランチェスカが放った言葉がナイスでした。
『クソガキを養子にしよう』照れ


そんな彼女の、闘病中の叔母さんが、じれったい 2人を見て放った、
『さっさとキスして』は、サイコーでした爆笑


原題は『Ode to Joy』(歓喜の歌) 

なんかオシャレ。