『デューン 砂の惑星 PART2』

【原題】Dune : Part Two

【製作年】2024年【製作国】アメリカ

【監督】ドゥニ・ビルヌーブ

【主なキャスト】ティモシー・シャラメ、 ゼンデイヤ、 レベッカ・ファーガソン、 ジョシュ・ブローリン、 オースティン・バトラー、 フローレンス・ピュー、 デイブ・バウティスタ、 ロバート・ロドリゲス、 クリストファー・ウォーケン、 レア・セドゥ、 ステラン・スカルスガルド、 シャーロット・ランプリング、 ハビエル・バルデム




映像と音響に圧倒された『PART1』


なのに!!情けないことに、記憶力が悪く、ちゃんと覚えておらず。 

果たして今作が理解できるか? 心配でしたが… 何とかなりまして、直ぐに没入できましたチュー


そうだった、そうだった。「坊主頭で太りがち ハルコンネン家」とか、「ロン毛でシブい系 アトレイデス家」とザックリ分類していたのは内緒です。



『PART2』は、音響も映像もさらに凄かった。 重低音がお腹に響き、口の中に砂が入った感覚になりました。

光の指し方も素晴らしく、土気色が広がるのに、壮麗な世界。

物語も見応えあり、ずっと目が離せませんでした。


時々トンチキ感もあるけれど、それも可愛くて、好きなドゥニ・ビルヌーブ監督作品。

『プリズナーズ』以降は、全て観ていますが、こんな凄いの、撮っちゃうなんてウインク



大満足でしたが…『核』という単語には、やはりピクッとなりました。 

この世界でも、核の脅威でビビらせてるのか、と。

でも、原作が書かれたのは、60年くらい前らしいので、それは仕方ないのかもしれません。



さて、あらすじは…。


ハルコンネン家の陰謀により、一族を滅ぼされた、アトレイデス家の後継者ポールは、反撃の狼煙を上げます。


ところが、宿敵ハルコンネン家の、フェイド=ラウサが、男爵の後継者として送り込まれ…。



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できるだけ、ネタバレは少なめにしたいと思います。


原作を読んでいないので、薄っぺらい感想だと思いますが…


これは、ポールの苦悩と、仇討ちの話なんだろうと思いました。



アトレイデス家を滅ぼした、ハルコンネン男爵。 あの風船男は、さらに増量したのかい。

でも、アトレイデス家を罠にはめたのは、皇帝でした。 なんて腹黒いことか。


でもでも、そんな皇帝を操っているのは、教母様なのでありました。

顔を隠して、あんなこと言うなんて。 恐ろしやびっくり

はてさて、ポールは、彼らに仇討ちできるのでしょうか?



で… 実は、彼ら以上に、私が怖かったのは、ポールの母上でした。

顔に呪文を書かれていても美しい彼女は、あんな重大なことを秘密にしてたんかいびっくり


しれ~と、息子に告白したりせず、墓場までもっていけば良かったのに、と思わずにはいられませんでした。




主人公ポールを演じるティモシー・シャラメは、相変わらずカッコいいし、やはりカリスマ性があると思いますウインク

フレメンに認められたのは、ポールに勇気があったからでしょう。


救世主たらんとする苦悩の表情も、長いまつ毛が、その威力を遺憾なく発揮していました。


それに、そもそも、あんなコスチューム、なかなか似合わないと思うのです。


同じことはゼンデイヤにも言え… 現実離れしたスタイルの 2人だからこその説得力がありましたおねがい



そして、同じくらい目立っていたのは、フェイド=ラウサを演じる、オースティン・バトラー。

お歯黒で、眉毛のないサイコ野郎なのに、何故かカッコいい。


ポールとの対決には、テンション上がりました。 なかなかやりよるやん。

でも、チャニをポールの『ペット』呼ばわりしたのは、許せへんけどプンプン




見どころ満載だった、『PART2』

3作目もありそうで、嬉しい。


一瞬出てきた、アニャ・テイラー=ジョイが、次のキーパーソンなのでしようか。

アニャ嬢は、雰囲気ある衣装が似合うと思うので、期待しています。


今、母上のお腹にいるのが彼女だとしたら… 3作目の頃は、ポールは 40代くらい? ティモシーは続投するのでしょうか。

闇落ちするという噂ですが、不敵な笑みのティモシーも観てみたいものですウインク



そして、気になり過ぎるのは、あの後、チャニはどうするのか? 

彼女の気持ちを考えると、切なくなりますが。


フローレンス・ピュー演じる皇帝の娘も、どうなるのでしょう?

レア・セドゥが産むであろう、フェイド=ラウサとの娘のことも気になります。


ということは、次は、女性が活躍する物語になるのかもしれません。 

公開まで、いろいろ妄想を楽しみたいと思いますウインク