『ミニミニ大作戦 1969』
【原題】The Italian Job
【製作年】1969年
【製作国】イギリス、アメリカ合作
【監督】ピーター・コリンソン
【主なキャスト】マイケル・ケイン、 ノエル・カワード、 ベニー・ヒル、 ラフ・ヴァローネ
またもや、マイケル・ケイン出演作を観ることにしました。
エドワード・ノートンが出ている、2003年の作品を観た時に、こちらがオリジナルだと知りました。
久しぶりに観ましたが、おもしろかったです。
次々に出てくる、60年代の車のカッコ良さと言ったら
ミニクーパーだけでなく、ランボルギーニ、アルファロメオ、アストンマーティン、ジャガー… 名車の数々。
特に、曲がりくねった山道を走る、赤いランボルギーニは、美しかった。
自分が運転しているような、いい気分になっていると、無惨にも…
その手口も荒っぽく、思わず、“もったいない” と呟きました。
そして、見た目は若いけれど、喋り方は今と変わらないマイケル・ケイン。
当時 36歳？ オメメがキラキラで、スマートで、タートルネックがよく似合う。
美女に囲まれる、モテ男なのも納得です
さて、あらすじは…。
刑務所から出所したばかりのチャーリーは、亡くなったボスの計画を実行することにします。
それは、イタリアのトリノで、金塊輸送車を襲撃する、というものでした。
なんと金塊の価値は400万ドル！！
手練の泥棒仲間に加え、コンピュータの第一人者であるピーチ教授を仲間にしたチャーリーたちは、一路イタリアに向かいますが…。
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少々ネタバレあります。
見どころは、何と言っても、チャーリーたち 🇬🇧 のミニクーパーと、🇮🇹 警察のアルファロメオとのカーチェイス！！
この時代だから、きっと CGナシなんでしょう。 撮影は、どうやっているのだろう？ 交通規制とか大変そうです。
赤、白、青の 3台のミニクーパーは、ユニオンジャックを意識しているのでしょうか？
小回りが効いて、可愛かった
まあ、気になるところも、あるにはあります。
例えば、金塊を輸送するのに、あんなにあからさまに “ブツ” を載せるのだろうか？とか、いくらなんでも刑務所が自由過ぎるんちゃうの？とか。
ラストのバスも、シュールでした。
あの後、どうするんだろう？
というか、そもそも、何台廃車にしてるねん
でも、不思議と許せてしまうのは、大らかな時代の話だからでしょうか。
そして、原題の『The Italian Job』は、ポンコツな、🇮🇹 警察を皮肉っていると思われますが…
面子を潰されても、こうして撮影に協力してくれているのは、
“Good Job” だなと思うのでした