『エクソシスト 信じる者』
【原題】The Exorcist : Believer
【製作年】2023年【製作国】アメリカ
【監督】デヴィッド・ゴードン・グリーン
【主なキャスト】レスリー・オドム・Jr.、 アン・ダウド、 ジェニファー・ネトルズ、 ノーバート・レオ・バッツ、 リディア・ジュエット、 オリビア・オニール、 エレン・バースティン
怖くはなく、グロくもなく、哀しくもなく。 所謂ジャンプスケアも、効果的だったのか?
う〜ん。なんだかなぁ。観たかったのはコレではなかった、というのが正直な感想です。
自分に10代の感受性があったら、震えていたのかもしれません。
いつの間にか、“ホラー慣れ” してしまったのかも?
『エクソシスト』の正統続編 という謳い文句だったので、期待し過ぎたのかも?
まだ続編があるそうなので、そちらに期待しようとは思います。
とはいえ、エレン・バースティンをスクリーンで観られたのは、嬉しかったです。
たとえ、あんな気の毒な役柄でも。
あらすじは…。
ビクターは、妻を亡くし、娘のアンジェラを一人で育てています。
ある日、アンジェラは、親友キャサリンと一緒に森に出かけ、行方不明になってしまいます。
3日後、二人は無事に保護されますが、その様子は、どこかおかしく…。
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ネタバレになるので、詳しくは記しませんが、
悪魔祓いするメンバーが…
エクソシストとちゃうやんか。
“ ヴァチカンから、ラッセル・クロウ、来てくれへんかな ” と心の中で呟いておりました。
ご近所の、世話やきオバチャンは、好きだったのですが。
自分には合わなかっただけで、好きな方も多いとは思いますが…
以下、モヤモヤしたことです。
“ 信じる者は救われる ” で、まとめたかったのでしょう。 藁にも縋るだったのでしょう。
でも、アフリカ系の祈祷とか出てくると、わけわからん。
熱心に信仰するキャサリンの家、信じていないアンジェラの父親。
この対比も、なんだかなぁ。
それと、2人の少女を “ WHITE ” と
” BLACK ” にする必要はあったのでしょうか。
いつまでやってるんだろう? こういう意識高い系アピールは、もうシラケてしまうのですが。
どうせなら、今はアジア系にした方が、センスいいんとちゃうかな?
あ、でも、今回も、子役ちゃんたちは、頑張っていました。
あんなメイクさせられて、目を剥き、口からあんな気色悪いもの出して。
2人の若い女優さんが、不憫で、不憫で。
この役柄を引きずらないで、どうか健やかにと、思うのでした。