『イコライザー THE FINAL』

【原題】The Equalizer 3

【製作年】2023年【製作国】アメリカ【監督】アントワン・フークア

【主なキャスト】デンゼル・ワシントン、 ダコタ・ファニング、 デヴィッド・デンマン、 エウジェニオ・マストランドレア、 ソニア・ベン・アマル、 レモ・ジローネ




楽しみにしていた続編ですが…
ファイナルだと知り、センチメンタルになるだろうと、覚悟して出かけました。


でも、観終わった今、寂しさよりも、満足感に包まれております。
そんな素敵なラストでしたおねがい


あらすじは…。


シチリアでの事件で負傷した、ロバート・マッコールは、海辺の田舎町に辿り着きます。

親身に看病してくれる老医師、身内のように接してくれる地元の人たち。

マッコールは、この町を安住の地にしようと考え始めますが…
町が、犯罪組織に支配されていることを知ります。


     ✣ ✣ ✣ ✣ ✣


少々ネタバレあります。





まるで墨絵のような、シブい画面が続きます。

流石に暗すぎるのでは?と感じますが、キラキラした海や、白い建物や赤茶色の屋根が、色を添えます。
特に、夜景が美しかったおねがい

そして、エンゾ医師はじめ、カフェの女性や、魚屋さんや… 町の人々が温かい。
あの町に行ってみたくなります。


が、そんな、のんびりした小さな町にもマフィアの魔の手がガーン

と言っても、想像したほどではなく
( どんな想像してるねん、自分爆笑 )
こんなん、マッコールの相手にならへんやん。

もっと屈強で、賢いワルだと、さらに盛り上がったことでしょう。
そこは、少し残念でした。

マッコールを応援しつつ、途中から、ワルたちが、気の毒にさえなって参ります。
あの死に際は、流石に可哀想になりました。 ( どっちやねん、自分爆笑 )



そして… CIA の捜査官を演じるのが、ダコタ・ファニングだということに、時の流れを感じました。
相変わらず、チャーミングですが、大人になりましたウインク

マッコールとのやり取りは、『マイ・ボディガード』を思い出し、何だか微笑ましかったです。



それにしても、マッコールは凄かった。
とにかく、ワルをのさばらせておけない彼。 ひとりで何人 成敗したのでしょう。


あの凄まじさを観ていると、思わずにはいられません。
マッコールが、義理と人情を大切にする、正義の人で良かったとウインク


暗闇で次々に成敗していく姿は、スカッとするとともに、怖くもなりました。
眼光鋭い彼の睨みに、 “ホラーかよ” と、震えます。

あんな能力ある人物が、もしも邪悪な心を持っていたら…
想像しただけでゾーッびっくり


で… 事が終わると、あんなに優しい笑顔を見せるんですから。あまりの高低差で、耳がキーンとなります。

よ、待ってました!!
このギャップが、最高ですウインク


デンゼル・ワシントン、かなり身体を鍛えているのでしょう。
衰え知らずで、素晴らしかったです。



幾つかの名言を残したマッコール。
『何事もタイミングが大事』って、身をもって示したのでしょうか。

お疲れさまです。
ゆっくり紅茶を嗜んでくださいませウインク