『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

【原題】Indiana Jones and the Dial of Destiny

【製作年】2023年【製作国】アメリカ【監督】ジェームズ・マンゴールド

【主なキャスト】ハリソン・フォード、 フィービー・ウォーラ=ブリッジ、 アントニオ・バンデラス、 ジョン・リス=デイビス、 トビー・ジョーンズ、 ボイド・ホルブルック、 マッツ・ミケルセン




土煙モクモク。洞窟には虫ウヨウヨ。その先には、一体何がある?

やっぱり、冒険活劇は楽しいウインク



実は、今作の監督がスピルバーグではなく、ジェームズ・マンゴールドだと知った時、期待と不安が半々でした。


『フォードvsフェラーリ』『17歳のカルテ』『ニューヨークの恋人』など、好きな作品が多い、マンゴールド監督。


でも、叩かれるんじゃないか、そうだったら気の毒だなと、心配でもありました。(何目線なんだ爆笑)


どんなに上手く撮っても、“既視感” とか、“古くさい” とか、“スピルバーグには敵わない” とか言われるんじゃないかと。



で、どうだったのか?… 私は、面白かったですウインク

確かに、既視感ないことはないです。

でも、それも、“ノスタルジー” と変換できました。


賛否両論ありそうな終盤も、予想外で私は、面白かった。 あー喋りたい爆笑

何これ?まさか?びっくり仰天、からの… 胸アツでした。



そして、盛り上げる音楽は、安心安定のジョン・ウイリアムズ。

お元気で、何よりです。



今回の秘宝は、歴史を変える『アンティキティラのダイヤル』

元ナチスのフォラーが、手に入れようと、しつこく追いかけてきます。



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流石に、80歳のハリソン・フォードが、インディを演るのはムリじゃない?という心配もあったのですが…


観る前に調べたところ、インディは、1899年7月1日生まれ。

ということは… この物語の1969年頃は、70歳。 それなら、『アリ』ですねウインク


動きがスローなところも、インディ博士も、70歳なんだし、致し方ない。あちこちガタがきても仕方ない。と、思えました。

自分でもディスっていましたし。


しかも、今日は、インディのお誕生日じゃないですか。何だか嬉しいウインク



そして、魅力的な登場人物たち。


インディにボディガードされてたバジル博士の、娘ヘレナ。

愛すべきパパとは違い、“お金お金” かよ。


でも、その能力は高く、度胸あり、頼もしかったです。

特に終盤、インディを殴り倒すシーンは、カッコ良かった。どうなることやら?と思っていたので、“ありがとう” という気持ちでしたウインク



彼女が可愛がる、ストリートチルドレンのテディ。

賢くて、なんでも運転できる彼。飛行機も飛ばせるんかい。

少年が出てくるのが、やっぱり嬉しいですね。



それと、久しぶりのサラー。

相変わらず、大らかで、彼が出てくると笑顔になります。

『インディアナ』と呼ぶのが、好きなんです。



過去作とは違うなと思ったのは、悪者たちの “ご臨終” がソフトだったこと。

“もっとやっちゃって派” の方には、物足りなかったかも?


お子たちも一緒に観られるから、今はこの方がいいのかな、などと思いました。


でも、アクションシーンは、スピード感あります。

車のドアが外れても、追いかけるシーンは、『ミッション・インポッシブル』を観ている気分でした口笛



何より、ハリソン・フォードの乗馬のシーンには、テンション上がります。


ちょっと、ちょっと、そこを走るんかい、とは思いましたが…

大好きなその姿を観られたのも、嬉しかった。



ワクワク、ドキドキ、そしてウルウル。 スクリーンで観られて幸福でしたおねがい