『ミッション・インポッシブル /
デッドレコニング PART ONE』
【原題】Mission : Impossible-
Dead Reckoning Part One
【製作年】2023年【製作国】アメリカ【監督】クリストファー・マッカリー【主なキャスト】トム・クルーズ、 ヘイリー・アトウェル、 ビング・レイムス、 サイモン・ペッグ、 レベッカ・ファーガソン、 ヴァネッサ・カービー、 ヘンリー・ツェーニー、 ポム・クレメンティエフ、 イーサイ・モラレス
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恐らく一番出てきた単語は、『それ』か、『KEY』でしょう
ひとつひとつのアクションが長めで、盛り上がりが薄らいだ、と思わないでもないですが…
観客も多く、お祭りに来ているような楽しさがありました
労力を惜しまず、お金もかけた、アクション超大作、ということで…
“ええもん観せてもろた” というのが、率直な感想です。
最近、周囲の男性たちの、トム・クルーズ熱が アツくてアツくて
先日の、IMAXの先行上映で、もう観たと自慢してくるAさん (いいですね) や、『トップガン マーヴェリック』を7回観たと言うBさん (凄いですね) やら。
何故か、私も、仲間だと勘違いされている模様で、危うくネタバレされそうになりました
スパイアクションが好きなので、『ミッション・インポッシブル』シリーズは、全て観ているものの… トム・クルーズの大ファン、というわけではなくて。
とはいえ、彼の飽くなき挑戦には驚くしかありませんし、尊敬するばかり。
確か、1作目は宙づりで驚きました。
その後も、ロッククライミングや、高層ビルからのダイブ、ビルの壁面を降りたり、飛行機のドアにしがみついたり、ヘリも操縦、潜水もやってたし…
どこまで行くのでしょう。
そのうち、宇宙船に搭乗するんじゃないでしょうか
今回も、ハラハラしながらも、トム・クルーズを観ていると、何故か、”ありがたや” という気分になり、笑みが浮かんできます。
それが大スター、ということなんでしょうか
✢ ✢ ✢ ✢ ✣
少々ネタバレあります。
◆忘れそうなので📝
タイトルの『デッドレコニング』
進んだ経路や距離などから、過去や現在の位置を推定する『推測航法』のことなんだとか。
つまりイーサンの、これまでの集大成の物語ということですね。
◆集大成か…
ここで、基本情報を整理しないといけないポンコツな私
え~と、イーサンは、IMFに所属していて、IMFは廃止の危機でした。
IMFとCIAは、折り合いが悪い感じ?
で、イルサが所属してたのは、確かM16でした。
と、記憶を辿りながら、観ることに相成りました
と言っても、過去作を観ていなくても、充分 愉しめるとは思いますが。
◆今回も、好んで危険に飛び込んでいくようにみえるイーサン。
そんな危ないことせんでも。 えー?丸腰で行くんかい。他の人に任せることも覚えようよ、などと思わずにはいられません。
まあ、“やりたがり” なのが、魅力でもあるのですが
そして今回も描かれていたのは、イーサンが、“いいヤツである” ってこと。
それは、彼の良いところでもあり、弱点でもあるのですが。
“自分の命は惜しくないけれど、他人の命は守る” もう〜お人好しなんだから。
これも、彼の魅力の一つですが…
トドメを刺しとけよ、と何度も思いました
◆物語を華やかにする、いろんなタイプの美女たち。
麗しいだけでなく、バキッバキッにアクションできる女性が揃っていますが…
前作から好きなのは、レベッカ・ファーガソン演じる、知的なイルサ。
クールでスマートで、痺れるカッコ良さ♡ なのになのに… …
で、ただのスリだと思ったグレース。
あんなに体力あったんかい。
◆今回もあった、癒やしタイム。
“謎かけ” が苦手なベンジー。 必死になっているのが可愛かった。
で、優しい眼のルーサーは、いいこと言うな。
黄色いフィアットでのカーチェイスは、ハラハラしたけれど、あのちっちゃさが可愛い
それにしても、『KEY』を狙う、人々の欲深さと醜さ。
どうか、『それ』を正しく使ってくださいませませ。
後編のラストでは、イーサンたちが全員無事で、笑っていますように