『マーベラス』
【原題】The Protege
【製作年】2021年
【製作国】アメリカ・イギリス合作
【監督】マーティン・キャンベル
【主なキャスト】マギー・Q、 マイケル・キートン、 サミュエル・L・ジャクソン、 パトリック・マラハイド、 デビッド・リントール、 オリ・フェッファー、 レイ・フィアロン、 キャロリン・リンチ、 ロバート・パトリック
『MEMORY メモリー』に続いて、マーティン・キャンベル監督作品です。
『007 / ゴールデンアイ』、『カジノ・ロワイヤル』は好きで、何度か観てますが、こちらは初めてです。
あらすじは…。
高い暗殺成功率を誇っている、アンナ (マギーQ) と、ムーディ (サミュエル・L・ジャクソン) 。
親子のような絆のある、師弟関係です。
ある日ムーディが、無惨に殺され、アンナは、復讐に燃えます
そんな彼女の前に現れたのは、
ターゲットの護衛を請け負った、レンブラント (マイケル・キートン) でした。
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少々ネタバレあります。
冒頭の30分くらいが、特に好きです。
サミュエル・L・ジャクソンが、やっぱり、いい味を出しています
いざという時は、眼光鋭いけれど、アンナに対しては、娘を見るような優しい眼差しのムーディ。
アンナは、『彼が命をくれた』と言います
自分が死んだ後のことを考え、アンナに書店のあるビルだけでなく、いろんなものを残した彼。
力を貸してくれた、強面バイク野郎も、ムーディの人脈でしたし。
“人のいい” 殺し屋なのでした
アンナの日常生活も素敵です。
『希少古書店』を営み、猫を可愛がる彼女。
幼い頃の出来事が、フラッシュバックするのは切ないけれど…
シェイプアップした身体で、それを活かしたアクションがカッコいい
ただ、レンブラントが…
マイケル・キートン、素晴らしい役者さんですし、好きです。
でも… アンナを惑わす、この役には、合っていないような気がしました。
何と言うか (言いづらい) もっと女性がトキメク魅力があったらな、と思ってしまいました。
すみません。好みの問題かも?
彼が演じるなら、もっと極悪で、恐ろしい殺し屋が観たかったです。
ドアを開けると危ないのは、もうわかったし、ボスを1人にしなさんなと、ツッコミたくなりましたが…
迫力あるガンアクション、世界各地をひとっ飛びも、見応えありました。
なんて美しいベトナムの自然。と、感動する間もなく、銃撃戦が始まってしまいましたが
何はともあれ… 見た目は華奢な、アジア系の女性が躍動するのは、やっぱり嬉しくなるのでした。