『シザーハンズ』
【原題】Edward Scissor hands
【製作年】1990年【製作国】アメリカ【監督】ティム・バートン
【主なキャスト】ジョニー・デップ、 ウィノナ・ライダー、 ダイアン・ウィースト、 アンソニー・マイケル・ホール、 キャシー・ベイカー、 アラン・アーキン、 ロバート・オリベリ、 ビンセント・プライス
続けて、ティム・バートン監督作品。
雪が降る頃になると、観たくなります。
スタイリッシュな美術、ポップな町やファッション。それだけでも魅せられます。天才かよ![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
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特に好きなのは、序盤に出てくる、発明家の生み出したマシーン。
ずっと観ていられるくらい好きです。
クスッとするシーンもあり、美しく、優しい世界。 温かい気持ちになりますが…
人の心に潜んでいる醜さ、愚かさ、群集心理の怖さも感じます。
そして… 自分の想いが上手く伝えられない、ハグさえ上手くできないエドワードを想うと![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
あらすじは…。
丘の上の屋敷に住む発明家は、人造人間エドワード ( ジョニー・デップ ) を作りましたが…
完成間近で亡くなってしまいます。
ハサミの手のままで、一人取り残されたエドワード。
ある日、セールスでやって来たペグ ( ダイアン・ウィースト ) は、彼を気の毒に思い、自宅に連れて来ます。
何をするにもドギマギするエドワードでしたが…
ハサミの手を使って、植木を見事に刈ったり、髪の毛を切ったりと、次第に街の暮らしにも馴染みます。
ペグの娘キム ( ウィノナ・ライダー ) に恋したエドワードでしたが…。
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ネタバレあります。
エドワードが暮らすことになる街。
パステルカラーの家や車が可愛くて、どんな物語が始まるのだろうと、初めはワクワクした気持ちになります。
ところが… そこでの暮らしは、彼にとって楽しいだけではない、混乱と絶望の記憶にもなっていきます![えー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/011.png)
![えー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/011.png)
周りの噂好きで、暇そうな奥様たちとは違い、働くママのペグ。
見た目で人を差別しない、チャーミングな女性です。
そんな彼女が、エドワードを連れて来たことを後悔することになるとは。
彼女の家族との関係には、ほっこりしたのですが。
最初は歓迎していたのに、ちょっとしたきっかけで、一斉にバッシングする、街の人たち。
怖いと思いました![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
それにしても、娘キム役の、ウィノナ・ライダーの美しさと言ったら。
エドワードの彫った、氷の彫刻の側で踊る姿は、まさに美の化身でした![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
結ばれることはなかった、エドワードとキム。
歳を重ねたたキムが呟きます。
『彼が去ってから、毎年 雪が降るようになった』と。
このエドワードからのメッセージは、観ている者を切なくさせるのでした![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
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