『キングスマン :
ファースト・エージェント』
【原題】The King’s Man
【製作年】2021年【製作国】アメリカ 【監督】マシュー・ボーン
【主なキャスト】レイフ・ファインズ、 ハリス・ディキンソン、 ジャイモン・フンスー、 ジェマ・アータートン、 リス・エヴァンス、 トム・ホランダー、 チャールズ・ダンス、 マシュー・グード

映画館で観たのは1年前なのに、忘れていることが多々あるという、情けない記憶力
物語自体は前日譚。 アメリカ製作に変わっています。
史実通りではないけれど、歴史上の人物も出てきて、戦場も描いており…
シリアスなシーンが多くなって、このシリーズ特有の、楽しさは減少気味です。
それは残念な気もしますが…
父親として苦悩するレイフ・ファインズの演技は、流石でした
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少々ネタバレあります。
物語の始まりは1902年。
南アフリカの🇬🇧 基地。
赤十字の物資を届けるため、その地を訪れた、オックスフォード公、妻エミリーと息子コンラッド。
ところが、ボーア人に撃たれ、エミリーが命を落としてしまいます
その時、彼女がオックスフォード公に言い残したのは『あの子を守って。2度と戦争を見せないで』でした。
それから12年。オックスフォード公は、平和主義者として知られていますが…
父親の意に反し、コンラッドは、戦場に行くことを望んでいました。
そして…。
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前半の見どころは、何と言っても、ラスプーチン!!
悪役なのに何なんだろう、あの愛くるしさは
バレリーナみたいにクルクル回る、アクション。流れるロシア音楽。
彼のオルゴールが、本気で欲しくなりました
オックスフォード公とのやり取りには、ゾゾゾとなりましたが…
振り切っているリス・エヴァンスは、やっぱりいい
対する、オックスフォード公の優秀な使用人たち… 男前なポリーお姉様、不死身?のショーラ。
世界中に張り巡らせた、使用人ネットワークは凄かった
終盤の、断崖絶壁でのアクションには、ハラハラドキドキ。
お世話になった、あの山羊には、好物をあげてください
気になるのは『羊飼い』が、どうやってあの極悪で巨大な力を得たのか?
希少なカシミアで財を成したとしても、あんなに恐れられるのは、何故なのか?
上流階級に恨みがあることは確かですが、ここに至るまでの『羊飼い』の物語も観たくなりました
そして… 政府に任せておけぬと感じた、オックスフォード公は、独立した諜報機関『キングスマン』を創設することになりました。
初代メンバーは6人。コードネームは、アーサー王伝説に因んでいるようです。
📝 初代メンバー
①オックスフォード公 ( コードネームは、アーサー )
②ポリー ( ガラハッド )
③アーチー ( ランスロット )
④アメリカ大使 ( ベディヴィア )
⑤ジョージ5世 ( パーシヴァル )
⑥ショーラ ( マーリン )
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観た映画の備忘録として、この2ヶ月半、好き勝手に感想を綴ってきましたが…
その作品に思い入れのある方が、どういう気持ちになられるのか、あまり考えていませんでした。
浅はかな私の感想で、モヤモヤされた方がいらっしゃると気づき、
逡巡し… 旧作のレビューは、区切りのいい本日で、一旦終了することにいたします。
お目汚し失礼いたしました。
新作なら、多少拙くても許される?かと思いますので…
スクリーンで観た時に、更新したいと思います。
それでは、いつかまた