『エリン・ブロコビッチ』

【原題】Erin Brockovich

【製作年】2000年【製作国】アメリカ【監督】スティーブン・ソダーバーグ【主なキャスト】ジュリア・ロバーツ、 アルバート・フィニー、 アーロン・エッカート、 マージ・ヘルゲンバーガー、 チェリー・ジョーンズ、 ピーター・コヨーテ、 ビエンヌ・コックス




『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』を観て、思い出しました。
かなり久しぶりの鑑賞です。


同じように、大企業が汚染物質を垂れ流した問題がテーマですが…
こちらは弁護士ではなく、一般人、それもミニスカ女性が 果敢に挑みます。



パワフルで、諦めない女性 エリン。
そんな図々しいこと… とハラハラする場面もありますが、頑張る姿は魅力的ウインク


カリフォルニア州の小さな町に住む、エリンは、
『バツ 2  』で、無職で、3人の子どもを育てていて… 今日をどう乗り切るのか?という状況です。


惜しげもなく美脚や背中を披露する、
ジュリア・ロバーツがカッコいい♡

『私は、好きな服を着るわ』
という台詞が好き照れ


ある日、仕事探しに出かけたエリンは、追突事故に巻き込まれ、弁護士のエドに相談しますが…


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ネタバレあります。






追突事故の訴訟で負け、和解金が貰えなかったエリンは、エドの法律事務所に乗り込みます。

『和解金がないと困る。仕事ないから、何とかしてよ』と、強引に、エドの事務所で働くことにします口笛


アルバート・フィニー演じる、弁護士のエドは、そろそろ引退を考えていました。

なのに… エリンのパワーに圧倒されて、しぶしぶアシスタントとして受け入れます。
何だかんだ、いいオヤジさんおねがい



ある日、書類の整理をしていたエリンは、不動産売却に絡んだ書類を見て、

『おかしいのでは?』と感じます。

“ 大企業の工場が垂れ流した物質が、
近隣の人々の身体に、影響を及ぼしたのでは? ” と疑ったエリンは…

エドを巻き込み、調査を進めますウインク


もちろん、お金になるからでもあるのでしょうが、不正を放っておけない性格もあったのでしょう。
困難に負けず、ズンズン進みます。


汚染を疑っていなかった住民。
突然、素人のエリンがやって来たのですから、最初は拒絶でしたが…
徐々に彼女の熱意が伝わります。


地道に聞き込みするエリンの姿は、
足で捜査する、昔ながらの刑事のようでしたおねがい


子どもたちの面倒はどうするの?と思っていたら…

お隣に越してきた、バイク野郎のジョージが面倒をみてくれることに。
彼もエリンに惹かれていて… なんだかんだ言ってモテ女なのですわ。

ジョージも、いいヤツだったなあ。
( 実際は、映画化後、いろいろ言ってきたそうだけどチュー )


結果…  法律の知識など全くない、エリンきっかけで、被害にあった人達を救い、
エリン自身の生活も救われることになりました。

垂れ流した物質には、なんと、六価クロムが含まれていたのですガーン


知識も資金もないド素人が、執念で、大企業をギャフンと言わせる。
こういうお話は、やっぱりスカッとします。


そして、エリンとエドのやり取りが、お転婆娘と、娘に振り回される父親みたいで、微笑ましかったですウインク