イエスのアルバム「危機」の、2013年にリリースされたCDとブルーレイ・オーディオの2枚組。


CDにはアルバム「危機」と「America」の「2013 Stereo Mixes」及び曲「Close To The Edge」のメイキング・ヴァージョンを収録。


ブルーレイには、アルバム「危機」の「2013 Stereo Mixes」「5.1 Sorround Mixes」「Original Stereo Mixes」「UK Vinyl Transfer」、曲「Close To The Edge」のメイキング・ヴァージョンのほか、「America」の「2013 Stereo Mixes」「5.1 Sorround Mixes」「Original Stereo Mixes」「Single Version」などを収録している。


2013 Stereo Mixes」は、おなじみスティーヴン・ウィルソンによるもの。


紙ジャケットはLPのジャケットを再現しているし、ブックレットには興味深い写真が満載される。


もうブートには近づく余地もないマニアックな内容だ。


アルバム「危機」の決定版と断言出来る。


ちなみにスティーヴン・ウィルソンのミックスは新鮮ではあるものの、鋭角過ぎて耳に痛いので、個人的には「Original Stereo Mixes」か「UK Vinyl Transfer」があれば充分。


色々なヴァージョンが収録されているため、同じ曲を何回も聴かされるわけだし、そもそもアナログ時代から何百回聴いているかわからないのだが、全く飽きない。


改めて名曲であり、名盤である事を痛感させられる。





[ 追悼・ジェフ・ベック ]


享年78


ライヴもたった1度ではあるが観た。


世界一ギターが上手い人。


パガニーニやリストってこんな人だったのだろうと思う。


引っ張り出して来たCDは、私が持っているジェフ・ベックで1番ジャケットがカッコイイと思う1枚で、デモやセッションを集めたもの。


内容は以下の通り。


1.You Never Know 

2.Stop,Look And Listen 

3.Untitled Jam #1 

4.Untitled Jam#2 

5.Untitled Jam #3 

6.Honky Tonk Woman 

7.Sympathy For The Devil 

8.Dead Flowers 

9.Shine A Light 

10.Little Red Rooster 

11.Come On,Don’t Stop 

12.Working Demo #1 

13.Working Demo #2 

14.Working Demo #3

15.People Get Ready


1-5:1986 Electric Ladyland Studio Session

6-10:1987 VTR Session,With Mick Jagger

11-14:1985FLASHSession

15: FLASHSession with Rod Stewart


神様も人間だということがよくわかる。


合掌。






50th Anniversary Edition(2CDs)


2021年にリリースされた「ジーザス・クライスト・スーパースター」の50周年記念盤。


画像は2枚組の通常版だが、ハードカヴァーの本などが付いた3枚組の豪華版も入手した。


3枚目の内容にあまり惹かれなかったので当初は通常版だけで良いと思ったのだが、リマスターされた音で久しぶりにオリジナル版を聴いていたらやっぱし豪華版も欲しくなった。


一番気になったのは、オリジナルLPジャケットのデザインを使った本。


もっともこの豪華版はでっかくて重たいので扱いづらく、結局ほとんど触っていない。


オリジナル版のCDを買うのもこれで4-5回目となると思うが、音質は段突で良い。


そして改めて聴いて解るのが、内容もやはりこのあとのどのヴァージョンと比べても引けを取らぬ素晴らしさだという事。


初めて「ジーザス・クライスト・スーパースター」を聴く人にも先ずはこれを推したいと思う。


ちなみにこの通常版、パッケージのどこにもこれが「50周年記念盤」である事は記されておらず、かなり小さい「2021」の表示でそれを判断しなくてはならない。