1977625日、L.A.、イングルウッド、ザ・フォーラム公演のオーディエンス録音を収録した3CDs


レーベル名は無し。


言うまでもなくマイク・ミラードによる録音で、これまでは旧Wendy盤に充分満足していたのだが、この盤はかなり音質が良くなっている模様なので入手してみる事にした。


なにしろ以前はあの同年621日、「Listen To This Eddie」より、こちらの方が良いと思っていた位好きな公演だ。


もっとも旧Wendy盤とこの盤の間にもいくつかアップグレード盤があった。


それらに手を出さないでいたのは旧Wendy盤をそれだけ気に入っていたからだ。


収録内容は


Disc One

1. Intro

2. The Song Remains The Same

3. Sick Again

4. Nobody's Fault But Mine

5. In My Time Of Dying

6. Since I've Been Loving You

7. No Quarter

Disc Two

1. MC

2. Ten Years Gone

3. The Battle Of Evermore

4. Going To California

5. Black Country Woman

6. Bron-Y-Aur Stomp

7. White Summer

8. Kashmir

9. Trampled Underfoot

Disc Three

1. MC

2. Over The Top 

3. Guitar Solo

4. Achilles Last Stand

5. Stairway To Heaven

6. Whole Lotta Love

7. Communication Breakdown


セットリスト的にはラストが恒例の「Rock And Roll」ではなくこのツアー唯一の「Communication Breakdown」で、音源としては曲中にカットが無いのが魅力。


パフォーマンスは前日に休日をはさんだせいか、それ以前と比べよく言えば落ち着いた、悪く言えば緊張感がやや薄まった感はある。


この新盤の音質は、音のクリアさが明らかに段違いで、なるほどこれがマスターの音かと信じられる。


あまり音をいじっていないからだろう、いかにもカセットの音という感じで、迫力に欠ける印象も否めないが、聴いているうちにそのリアルさが嬉しくなって来た。