こんにちは、みっしーです。
今日は、ある研究会の見学に行きました。
そこで、メンバーの方が「自分の強み」について発表をしているのを聞いていて、
今もココロに残る、上司との一場面を思い出しました。
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新卒で入った会社の4年目。12月で、時間は21時頃。
勢いのある大阪弁の上司から
「ちょっと非常階段に来いやー!」
と言われました。
12月の夜、コートも着ないで立つ非常階段は身がすくむような寒さで、
(何かした!?)とドキドキしながら向かいました。
上司は開口一番、
「俺異動になった。△△リーダーもだ。で、お前、リーダーできるよな?」
「え????」
「いやいや、はい、か、いいえ、で答えろ。」
「・・・・は、は、は、はい。」
「よし、わかった。異動までにもう10日間くらいしかない。そしてひとつだけ言っておきたいことがある。」
「絶対に△△リーダーの真似をするな。お前と△△は全然違うんだ。ただ真似をしたら、比較されて△△の方が良かったと言われるんだぞ。だから真似だけはするなよ!よし、終わり。」
(本当は全部関西弁でとても早口です。)
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上司と前任者がいなくなった後どうしたら良いのか分からず、とにかく体力勝負のような働き方をしてしまったんですが、今なら分かるんです。
前任の△△は、リーダーシップ力が強く、ものごとを浸透させる力が圧倒的。
私はその逆で、リーダーシップ力はゼロで、一緒に現場に立ちたいタイプでした。
自分にあった強みを活かすのが大事で、ただの真似はしない。
人も経営戦略も一緒。
その上司からのメッセージは、
「まずは自分の強みを知って、活かし方を探せ!」でした。
す、すみません。7年経ってから分かりました
でも新卒時代はいろいろ熱いコトバをかけて頂いて、今でも本当に感謝しております。
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