イケアのマーケティング。 | 中小企業診断士グループ“YTD”のブログ

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平成23年度中小企業診断士試験合格者4名で立ち上げた診断士グループ“YTD"のブログ。YTDとは、「やったるでー」の略。クライアントの「あなたらしさ」を大切した支援を致します。

こんばんわ。pingpanです。

おとといの夜、東京はけっこうな雪が降りましたね。
おかげで、昨日の朝は歩く道歩く道、凍結してツルツルしてました・・・・
危うく転倒するところ。いやはや、相変わらず都会は雪にはめっきり弱いなっと感じさせられました。ガーン

さて、今日はイケアを取り上げます。
23日の日経MJの記事に、イケアのショールームがすごいとありました。
イケアは、ショールームを通じてクロスマーチャンダイジングを実践し、顧客の購買意欲を駆り立てている訳ですが、他のショールームとは違ってイケア船橋の大改装されたショールームは、リアリティがありすぎてすごいそうです。
具体的に何をしているのかというと、一つ一つのショールームの状況を細部まで設定して作り込んでいるそうです。

具体的には、「2人暮らし」がテーマのショールームでは、以下のように人物設定の細部までこだわって決めているのです。 (以下引用)

  • 初めて2人暮らしを始める夫婦

  • 夫は小学校の先生で趣味は登山

  • 妻は主婦

  • 休日には2人でピクニックや登山に出かける

  • 普段の生活でもキッチンでハーブを育てている


また、これに加えて、今何をしている瞬間かまでも設定しているとのことです。
(家族でテレビを見ているところなど)

なんだか、これだけで現実感があってその家族の生活風景が思い浮かんできますね。
そこまで作り込んでいるので、ショールームにリアリティが生まれ顧客が感情移入しやすくなり、購買意欲につながるのだと思います。

そういえば、年末年始に実家に帰ったときに、うちのオカンが「イケアは面白かった。よかった。つい小物をたくさん買ってしまったわー」と何度も言ってました。
妹夫婦に大阪のイケアに連れて行ってもらったそうなのですが、相当楽しかったみたいです。
これも、イケアのこだわりの店舗作りから生まれたものなのでしょうね。
結果、こうしていい口コミも生まれる訳です。

単なる関連商品を並べただけでないクロスマーチャンダイジングの方法としてイケアの手法は、大いに参考になるのではないでしょうか。
キーワードは、「リアリティ」です。

ワタクシは、まだイケアに行ったことがないので、今度どんなものかと視察に行ってみたいと思います。
おそらく、色々と買ってしまうんだろうな (^ ^;;

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