大相撲も明らかに新旧交代の時期が来ているように思う。

破竹の勢いで勝ち進んでいる若い二人の力士がいる。

一人目は新入幕の尊富士であり、伊勢ケ浜部屋である。

ここには横綱照ノ富士がいる。

 

もう一人は大の里であり二所ノ関部屋である。

ここの師匠は元横綱稀勢の里だ。

 

余談だが、二所ノ関という名称は昔南部藩のお抱え力士にその名がある。

なぜ二所ノ関と言うかについては、司馬遼太郎先生が、街道をゆくNO33号

「白河・会津のみち」の中で、白河の関がどこに有ったかは明らかではない。

そして関はどうやら二カ所あったらしい。

その二カ所を私は訪ねた。とあり、

だれ言うとなく、「二所ノ関」というようになった。

大相撲の名跡「二所ノ関」はここから由来している。と書いておられる。

 

プロデューサーも講演の際に主催者さんに白河の関跡の石碑が建つところに

案内してもらった。一カ所しか行っていないが・・。

芭蕉がこの地を訪れた時、本人は句を残していないが、同行した曽良が詠んだ句が

「奥の細道」の中にある。

「卯の花をかざしに関の晴れ着かな」

関を通る時に皆は衣服をあらためて通るが、私たち(芭蕉と曽良)は晴れ着を持っていないので、

せめて卯の花を髪飾りにして関を通るという意味だ。

 

昨日阪神は中日と両チーム無得点で引き分けた。

そして今日も阪神が又負けた。本当にどうなってんねんやろうな。

 

プロデューサーは、司馬遼太郎記念館の会員になっているが、毎年寄席がある。

それが今日の午後だった。

申し込んで行ってきた。

まずは浪曲は若手の京山幸太さん、次が旭堂南龍先生、トリは桂春蝶師匠だった。

最近このように、浪曲・講談・落語の話芸か多くなってきたと思う。

会場内は撮影禁止なので写真はない。

 

明日は喜楽亭で、林家染太落語会だ。林家愛染さん、桂笑金さんが出演してくれる。