▶︎ mybest 初めての靴磨きアイテム8選


人生ってホンマ色々あるわいな、というしみじみ靴aholicです‼️

 
さてさて、9月20日(靴縁)の日まであと少しですが、関西も関西で頑張ってますよ❣️って事で、本日の記事は以下の通りです。9月2日は「くつ」の日、9月23日は「くつみ」がきの日で9月は楽しみワクワクですね❣️
   

 

①  The Shoeshine Guild Japan 梅田進出‼️
 
まず最初の話題は…我らが靴磨きの大将、The Shoeshine Guild Japanの大岡辰徳さんが、2店舗目を出されました❣️それも私の念願の梅田で❣️
 
 
オーナーの大岡辰徳さんは、靴磨き専門店burnishに長年お勤めの後、靴磨き修行のため単身で渡米し、The Shoeshine Guildで、アメリカ式靴磨きを本場で学ばれ、日本に店舗をオープンさせました‼️
 
 
 
 
日本の靴磨きの歴史は、敗戦直後の職が無かった日本人や戦争孤児たちが、日銭稼ぎのために日本駐留のアメリカ兵の靴を磨いた事や、それ以降も駅や路上で、未舗装の道路を歩いて汚れた靴を綺麗にしていたところに始まるようです。
 
現在の様にカウンターで靴を脱いだ靴を磨くスタイルは主流ではなく、靴を履いたまま短時間で磨きをかけるアメリカ式の磨きがメインだったようです。高齢者の路上磨きの方などは今でもこの磨きをする方がいて、大岡辰徳さんが日本に持ち帰ってきた磨きはこの手法を源流としています。
 
 
 

私が大岡辰徳さんをいつも強く推す理由は、その人柄にあります❣️
 
▶︎ 一度磨いた靴は最後まで面倒を見たい‼️
▶︎ 気軽に人が立ち寄れる、リーズナブルな価格で皆さまの足元を光らせたい‼️
▶︎ 職人のエゴではなく、お客様のご要望に応じた磨きをする‼️
 
など、お客様目線の磨きを常に心掛けてくれる事です。私は自分の周りで革靴や革製品で困っている方には迷わず大岡さんを紹介しています。
 
 
今回の2店舗目はその意思を汲む職人の小尾嘉門(おのおよしひろ)さんが常駐します。美容室の併設スペースですので、アメリカ式を体験したい方は四ツ橋へ、The Shoeshine Guild Japanの心配りの効いた磨きを堪能したいなら梅田と使い分けても良いかもしれませんね‼️
 
▶︎ 靴磨き専門店The Shoeshine Guild堂島店
常駐:小尾嘉門(おのお)
住所:大阪市北区堂島2-2-2近鉄堂島ビルB2F
   ヘアサロン大野iki堂島店内
営業:平日11:00-19:00・土曜11:00-18:00
   日祝休み
 
▶︎ The Shoeshine Guild Japan四ツ橋本店
代表:大岡辰徳(おおおか)
住所:大阪市西区新町1-5-7
   四ツ橋ビルディング地下1階13号室
営業:月〜金11:00-20:00・土曜12:00-18:00
   日祝休み
お問い合わせ:
090(1322)2512
shoeshinecreator@gmail.com
 
 

 

②  Shoji Worksさん
 
さて、今回のメインテーマはブラシのレビューです。実は私…豚毛ブラシの総入れ替えをしました‼️(@hong_884さん、靴縁豚毛4本のお小遣いは残していますよ❣️いや、別にアピってる訳ではないですよ❣️いや、別に無理矢理よこせって訳ではないですよ❣️お小遣いを残しているだけですよ❣️いや、抽選当ててくれって言うてる訳ではないですよ❣️ただお小遣いを残してるだけですよ❣️他意はないですよ❣️いや、無理にという訳ではないですよ❣️…いや…欲しいんや‼️‼️)
 
今まではサノハタブラシを使っていたのですが、続々とシャイナーさん達がブラシを企画していく中で、「ブラシを入れ替えてみても良いかなぁ」と思いながら見ていた中で気になったブラシメーカーさんで購入をしてみました。
 

はい、Shoji Works(ショージワークス)さんの豚毛ブラシです‼️購入の決め手は…
 
▶︎ 関西(兵庫県加古川市)のメーカーさん
▶︎ ブラシ製作への熱い想い
▶︎ 品質へのこだわり
▶︎ 質問に対する丁寧で的確な答え
▶︎ 超お手頃価格
 
です。Shoji Worksさんとのメッセージのやり取りの中で、「適正価格で高品質を提供し、日本にブラシ文化を根付かせたい」という想いを聞き、「頑張れ関西‼️」の一環で購入に至りました。
 
 

 

③  Shoji Worksさんスペック
 
まずは外観。豚毛は深緑の持ち手で、手にフィットする様にふっくらと膨らんでいます。サイドには指の引っ掛かりを良くするために溝が掘られていて、フィット感は良しです。
 
見た目は小判型ではありますが、少し細身のシルエットでスマートな印象です。全長14.7cm、最大幅4.7cmほど(素人採寸)で、手の小さな男性や女性の磨きブラシとしても使いやすそうです。
 
 
サノハタブラシとの比較ですが、サノハタブラシの毛丈は23mmShoji Worksさんの毛丈は26mmで少し長いです。Shoji Worksさんのブラシの特徴としては、ブラシ木材にあけている毛穴がより小さいですが、毛穴の数が多く穴間の幅が狭いため、毛の密度はかなり高めです。
 
▶︎ 持ち手の穴面積の比較
 
Shoji Works
185穴×2.8mm=518平方ミリメートル
 
他メーカー
100穴程度×3.5mm〜4.5mmまでの間くらい?
=350平方ミリメートル〜450平方ミリメートル
 
 
そのため上から見ても、木材の部分がほぼ見えず、コシがしっかりとしています。ブラッシングでガシガシと強くクリームを押し込む事が出来そうなブラシです。
 

このスペックでお値段が¥3,520-です。これは馬毛ブラシも同様の価格のようです。今回は4本買い替えて¥14,080-の破格値でした。
 
ここまでお値段がリーズナブルな理由は、木材から全て自社で仕入れや加工をして中間マージンを省いているからだそうで、高品質、低価格を実現させているメーカーさんです。
 

 

④  Shoji Worksさん使ってみた
 
さて、YouTubeみたいなタイトルですが、早速使ってみました。まずは重さ確認…
 
 
今までのサノハタブラシは約115g
 

Shoji Worksさんは約110g…という事で、実は2つのブラシの重さはほぼ同じですが、大きさが違いますので、Shoji Worksさんの方がズッシリとしているイメージです。
 
 
さて、先日雨に打たれたRED WINGさんを磨いてみましたが、やはり感触はガシガシ系のブラシですので、クリーム押し込みの手応えは抜群です。
 
そして今回1番驚いたのは、抜け毛と切れ毛。ブラシをおろした日は磨くと大体抜け毛や切れ毛が激しいものですが、両足磨いて抜けた毛は上の写真の通りで、ほぼ抜けませんでした‼️
 
検品は至極丁寧にしているとは伺っていましたが、機械植えのブラシでここまで抜け毛を抑えられるものかと驚きました。Shoji Worksさんの工場で私の髪の毛も固定してもらおうかな…
 

いつもは無色のクリームでお手入れしているRED WINGでしたが、今回は敢えてバーガンディを使ってみました。色が着いていくこの過程がたまらないものです。
 
▶︎ 結論🌟
これから靴磨きを始められる方や、ブラシを纏め買いされる方、私のようにお小遣いに制限のある方には、間違いなくベストコスパのブラシです。
 
まだ靴ブラシは販売されて間がないようですが、恐らく今後は人気のブラシの一角に入るのではないかと思いますし、関西からそういうメーカーが出るのは誇らしい事ですね❣️
 
 

 

⑤  PLSBも⁉️
 
こちらのブラシは先日の靴磨き選手権に出場されていた姫路の西岡ペコさんが別注を作っていたのは知っていましたが、先日大阪のNu茶屋町のサルトクレイス茶屋町店内にお店をオープンさせたPLSBもコラボブラシを発売しましたね‼️
 
 
 
 
関西にも続々とオープンするお店やメーカー…
 

大阪が激戦区になる事は各者それぞれ大変かもしれませんが、凌ぎを削り合って日本の革靴の主要拠点になる事を願っております。
 

 

 

 

 

⑥  まとめ
 
関西でも面白い試みを大岡辰徳さんと考えたりして遊んでおります❣️拙いブログですが、まだまだやりますので、皆さん是非楽しんでいって下さいね❣️
 
 
次回以降の記事予定
 
◯象さん❣️
◯ついでのついでのついで買い
◯タイチョーからのキラーパス
◯お靴体重別選手権