中国大会優勝小塚選手の言葉 | 牧村しのぶのブログ

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GPS中国大会で安藤選手と揃って優勝した小塚選手のコメントが報じられています
ご本人のウエブでの発言が確認できませんので、報道から一部引用します
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010110600394


口にしたのは、最近の日中外交。「北京に来る前は(悪化する日中関係の影響を)
心配していたが、中国の皆さんは逆に応援してくれた。その気持ちがすごくうれしい。
それが伝えたくて」。優勝者として、日中関係の改善にも心を配った。
 演技前は「ペットボトルが飛んでくるかもしれない」と思っていたという。
「うたぐってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱい」。



確かに映像でも観客のマナーはよく見えました
選手がやりやすいように応援してくれたことで力を発揮できたと思います
小塚選手は経験から言っているので、重みを感じます
一言加えると、日本人の観戦マナーは非常によく、外国の選手に差別なく拍手し
スタオベし、国旗も用意して応援しています
会場で抜け目なく(笑)各国の国旗を売っている大会もあります
何度も観戦していると、日本人のマナーのよさがよくわかります
日本のジャッジ、応援の公平さは定評があります
たとえばこれ(日本はやりやすい)
http://yagudinbook.intergate.org/
ことにランビエール選手には、一番多く国旗が掲げられていました
中国選手ではやっぱりペアへの期待と応援が大きいです
ダイナミックなリフトやジャンプにはどよめきと喝采が起き、スタオベも出ます
キム・ヨナ選手にも「やっぱ綺麗だよね」、「うまいなあ」の生声が聞こえます
綺麗なものは人を和ませます
迫力ある演技は、人を釘付けにします
選手は、個人単位での共感をつなぎとめる働きをしてくれています

しかし、犯罪とスポーツは別ですし、国民個々人と国家のすることを、同列には
語れません
まずビデオの公開を含め最初の日本政府の対応の誤りに問題があります
ビデオの続編が出てトラブルが拡大するかもしれません
政府には毅然とした対応を望みます
しかし個人としては、先入観、差別意識で無益に争わないようにしたいと思います