安藤美姫選手、小塚崇彦選手が、中京大の学生でありながらトヨタ自動車所属と
紹介されるのは、嘱託社員(人事部所属)になっているからです
2人には通常業務はなく、社内留学制度で中京大学に入学し、そのリンクで練習しています
正社員としてトヨタに所属している選手は、シーズンオフは8時半から5時半まで勤めています
http://mainichi.jp/chubu/news/20100210ddh041050005000c.html
安藤選手の自伝語り下ろし「空に向かって」では、トリノの前にトヨタから誘いを受けた時は
実はプレッシャーで、トリノでスケートをやめたかったのに、重圧を感じた、と
正直に語っています
でも今は本当に、みなさんのサポートや励ましの言葉に感謝していますし、その気持ちに
応えていけたら、と思っています。最近は少しずつ、期待を負担に感じないくらい、
強くなれたかな?
この発言の後、お母様が「いつも表立たないで陰から美姫を守ってくれる。
美姫がトヨタの社員であったから免れてきたこともたくさんあるんです」とフォローしています
空に向かって
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594061303/hatena-hamazou-22/
安藤選手は近年安心して見ていられるようになり、バンクーバーでの演技には
表現力に引き込まれました
順位や採点とは関係なく、いい演技だったと思います
「空に向かって」を読むと、プログラムを理解するために映画や本で勉強するようになり、
クレオパトラも彼女自身で解釈して演じたそうで、その成果は出ていたと思います
SPのレクイエムも個人的に特に気に入っています
彼女は最初4回転で注目されましたが、今は彼女もコーチのモロゾフ氏も、ジャンプだけが
スケートではないという考えで、4回転にはこだわらずに、
プログラムを魅力的に演じることを第一に考えてオリンピックに臨んだそうです
ジャンプのミスの失点が大きいというルールの制約は勿論あります
来季はまたルールが変わり、ダウングレードの判定に中間点が儲けられ
減点が緩和される見通しだそうです
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100228-00000008-jij-spo
そうなるとまた選手はそれに適応しなければならず、大変ですが
美姫ちゃんにはもう少しリンクにいてほしいと思います
勿論彼女自身が望めば、ですが、所属するトヨタへの応援にもなります
ワーッと心から叫ぶようなプログラムが見たいと思います