サイマルアカデミーの「中国語 通訳者への道」 | 中国語と海外ドラマの日記

サイマルアカデミーの「中国語 通訳者への道」

サイマル・アカデミー主催
「通訳者・翻訳者への道」webセミナー
の中の、「中国語 通訳者への道」に参加しました。



講師は中国語通訳者の大森 喜久恵さん
中国語通訳のための勉強法や通訳業界事情を1時間みっちり教えていただきました。

通訳の業務を行う前の事前勉強を短距離走に例え、家族友人と話もせず集中し、
普段からの中国語の勉強を長距離走に例え、終わりのない探求とおっしゃり、
どちらも大切という話が印象的でした。

具体的なお話もさることながら、
第一線で活躍されている通訳者の方は人格者でもあるな、と感じました。
話は聞き取りやすいし、話し方に人柄の良さがにじみでていて、知的かつユーモアもあり、好奇心旺盛な方でした。

通訳の際に心がけていることは?の質問にその場の皆が気持ちよく仕事ができるように心がけている、という回答はさすがだなーと思いました。

ポストコロナ時代の通訳についても触れられていて、リモート通訳の需要やAIについても話されていました。私自身はなんちゃって社内通訳ですが、リモート通訳システムの導入で通訳の依頼はグッと減り、めちゃくちゃ揉めた挙句だったり、ややこしい説明が必要な時に呼ばれるので、頻度が減り求められる難易度はグッと上がったなあと感じています。

今回、目新しかったのが、この大森さんの講演をinterprefyというアプリで同時通訳で聞けること。サイマルの卒業生の方2人が担当されたとのことで、1時間ずっと同時通訳もイヤホンで聞いていました。大森さんが時間が押して最後すごく早口だったのに、通訳も見事についてこられていて、しかもすごくわかりやすく聞き取りやすくてすばらしかったです。




さて、サイマルといえば私の中では最難関の通訳学校。


まだ中検準1も合格していないはるか昔、
サイマルで通訳コースの体験授業を受けて、全然ついていけなかったのです。
そのあとの中国語の面接でも通訳コースはまだ無理かなーまずは実践コースでと暗に言われ、そのまま入学せず逃亡した苦い思い出が。

その後別の学校、インタースクールの通訳コース(ここでも劣等生だった)アイ・エス・エスの翻訳コースを受講しましたが、いつかサイマルで学びたい、という気持ちはまだあります。

オンライン講座がなく、通学だと今の状況だと難しいな。
インタースクールはオンラインあったけど、だいぶ受講料が高いな・・・
独身時代は迷わず払えたんだけどなぁ。

このセミナーを刺激にして、また地道すぎる勉強がんばろう!

 

大森さんは塚本先生に教わっていたそう。