
従来、犬や猫などのペットは愛玩動物と言われ、
所有物扱いの呼称で呼ばれていました。
しかし、最近では、生活していく上での伴侶的存在
としてコンパニオンアニマルと呼ばれるようになってきています。
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平成27年(2015年)の飼育頭数
犬:約1千万匹
猫:約1千万匹
犬猫合計:約2千万匹
日本の人口:約1億3千万人
日本の15歳未満の子供の数:1千6百万人
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今、日本では15歳未満の子供の数より犬猫の飼育数の方が多い状況です。
それだけ、私達の生活に深く関わりのあるペットですが、
この記事では、ペットを飼う事によって
飼い主にどんな影響があるのか紹介します。
人間は赤ちゃんの時には
母親に抱きかかえられて安心感を覚えます。
また子供の時は親や先生に頭を撫でられたりして
褒めて貰います。
そうやって、スキンシップを図り、
心を満たします。
スキンシップをしている時
私達の身体の中では
オキシトシンという幸せを感じるホルモンが分泌され
ています

しかし大人になり言葉を覚えるにつれ
言葉を使ってコミニュケーションを図るようになり、
人に触れたり、触れられたりする機会が減っていきます

本来人間はお互いに触れ合うことで
心を通わせ幸せを感じるようにできています。
ですが、スキンシップをしなくなると、
オキシトシンも分泌されなくなり、幸せを感じられなくなってしまいます。
おまけに
オキシトシンが分泌されなくなると、ストレスがたまり
コルチゾールというホルモンが分泌されるようになります。
コルチゾールは血圧や血糖値、血中のコレステロールを上昇させる
働きがあります。つまり免疫力が低下して心も身体も不安定になってきます

かといって、好きな異性に
いきなり抱きついたりもできません。
それを助けてくれるのが、
コンパニオンアニマルです。
犬や猫となら言葉を介さずに
スキンシップを図ることができます。
しかも、犬や猫もスキンシップを喜んで受け入れてくれます。
犬や猫とスキンシップを図ることで
幸せホルモンのオキシトシンが分泌され
心が満たされ、免疫力も上げることができるようになります
