20代前半だから安心? | 小松保則(六本木レディースクリニック院長)

小松保則(六本木レディースクリニック院長)

不妊に悩んでいる方に、治療へのきっかけとして『不妊治療』というものを知っていただき、
多くの方に理想の人生プランを築いていただきたい。

六本木レディースクリニックで治療できて本当に良かったと感じていただく医療を目指します。

一緒に頑張りましょう!

卒業した患者様のお話し

 

20代前半の女性

AMHは34歳の平均値相当

甲状腺機能異常にてチラージン内服加療中

 

 

他院で人工授精3回

体外受精1回行い妊娠成立せず

当院受診なさいました

 

 

不妊症ということで

身内からも責められ

精神的にとても辛かったとのことでした

 

 

当院で体外受精を行い

最初の採卵で2個の胚盤胞を凍結

 

 

1回目は無事着床し

なんとか心拍確認するも

残念ながら流産になってしまいました

 

 

患者様と

次の移植前に出来る対策ないかと

相談させていただき

『不育症検査』『免疫的着床不全』

検査をさせていただきました

 

残り1つの大切な胚でしたので

少しでも不安要素を取り除き

自信をもっていただきたかったので…

 

検査上は特に異常は認めなかったのですが

念のため漢方薬も使う方針としました

 

 

そして2回目の移植で

無事妊娠成立

 

妊娠反応が陽性になっても

不安はなかなか消し去れないもので

胎嚢確認

心拍確認

の際も心配そうでした

 

無事に心拍も確認でき

経過も順調と分かった時に

涙ながらに喜んでいただけたことが

とても嬉しかったです

 

卒業されてからも

心配はあるでしょうが

無事に元気な赤ちゃんを産んで

素敵な家庭を築いていただきたいです

 

 

 

20代だからと油断することなく

なかなか成果が出ないと思った時は

相談してみてください