先日、参加したMQ戦略ゲーム研修で、スズキメソードの鈴木鎮一さんとSONYの井深大さんがだいぶ昔に行った対談に関する話がありました
スズキメソードについての詳細は割愛しますが、ご興味にある方は以下をご覧ください
鈴木さんの言葉の一つに「人は環境の子なり」があるそうです
日本で生まれた日本人の親を持つ人は、一般的に特に勉強しなくても、日本語はいつの間にか身につくものです。
(話したり文章を書いたりが上手いかどうかは別の話で日常会話レベルの話です)
日本語に限らず、母国語というのはどこの言葉であっても似たようなものだと思います。
環境次第で話す言葉が変わる
これって、とても面白いことに思われます
「人は環境の子なり」というのは「人間は環境次第でどのようにも育つ」という意味で、決して「努力をしなくて良い」という意味ではないのですが、僕も小学生の頃から英語を耳にする環境があり、その英語という言語に興味を持って、ラジオや音楽を聴いたり、映画を観たり、後には小説や雑誌、新聞などを(意味が分からなくても)読んだり(読んだつもりかもしれませんが)しているうちに、なんとなく英語でコミュニケーションがとれるようになったという経験(英会話教室には行かせてもらいましたが、そこもその日のテーマを決めて先生と会話をするようなプログラムだったので特別に勉強をしたというものではなかった記憶しています)があるので、言語についてはものすごく納得します。
そんな英語ですが、海外でも日英両語での研修に何度も登壇したりしているので芸は身を助くというか面白いものです。
ちょっと興味を持ったので、少し調べてみたら鈴木さんの言葉には「『私には才能がない』というのは努力しない人の言い訳に過ぎない」というものがありました。
中には生まれつき何かに長けている人もいるのかもしれませんが、どのような仕事・職業であっても持って生まれた何かだけで大成するなんて甘いものは一切ないわけです。
本人が努力と思っているか否かは別として何らかの取り組みを続けて、初めて「ことを為す」ことができるのではないでしょうか
何でも一緒ですが、初めから上手くできることなどほとんどない訳で、まずやってみる、そして続けることで徐々にできるようになり、やがて身につくはずです
身についたと言っても、そこでブラッシュアップを怠れば、あっという間に錆びついたりもします
だから「継続」すること「やり切る」ことが大事なんですよね
昨今、色々な場所でいとも簡単に諦めてしまったり、そもそも努力や挑戦を避けるという傾向を見聞きすることが多く、とても残念でなりません。
まずは、やってみればいいのに・・・
そう言えば海外も何年も行ってないな・・・
これだけ海外に行ってないのは17歳で初めてアメリカに行って以来初めてかもしれない