皆さま

 

気が付けば一気に年末年始のモードじゃあな。

 

さて、昨日、雪組の彩風さんが退団の会見をされた。

この状況の中での会見は本当に心身共に負担が大きかったと思う。

そんな中でも、言葉を選びながら真っすぐに話をされている姿にわしは心が熱くなった。

 

彩風さん、本当にお疲れ様でした。

 

個人的には彼女にはショーのある公演で退団して欲しいかったが、彼女の原点と言える『ベルばら』で退団はしたいという気持ちは至極、納得してしまう。

 

彼女のショーを観れるのは『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』が最後なんじゃなあ。

わしは観劇ができるのでこの目に彼女の姿を焼き付けたいと思う。

 

そして、彼女が退団するから劇団に強く言えたということも考えもある。

しかし、退団するなら敢て劇団になにも言わずに去ることもできる。

それなのに敢て、立ち上がって劇団に直談判したのは彼女が残された人たちが心穏やかにそして楽しく舞台に立って欲しいという想いからだと思う。

その彼女にわしは尊敬しかない。

 

月城さんも千秋楽の時に組の人たちの負担を代弁されそれを賞賛されていたの。

 

いろいろとな報道があるが、劇団の中にも改善しないといけないと思っている人たちがおり、立ち上がっている人たちがいることを忘れてはならない。

 

そんな、彼女たちの想いを劇団もきちんと理解して彼女たちの願いを叶えて欲しいと切に願う。

 

改めてご遺族の方々の言葉が蘇る。

『劇団をつぶしたいとか公演を中止して欲しいのではない』

この言葉にどれほどの想いが込められているのかもう一度考える必要があるのでは?と思う。

 

もはや、ご遺族の願いとは違う方向へSNS、週刊誌、メディアはフォーカスしているような気がする。

 

劇団の中で戦っている彼女たちの想いを踏みにじることなく、彼女たちが心からの笑顔で舞台に立ち、そして笑顔で大階段から降りてきて最後の挨拶をして多くのファンや組の人たちに退団して欲しいと思う。

 

来年は3組のトップが退団される。

その最後の姿を目に焼き付けたいと思う。

 

彼女らが心から笑顔で舞台に立っていられますように。

それがわしの嘘偽りのない願いじゃあ

 

 

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