大川学園高等学校(埼玉県飯能市)。
昨日、学校ライブ®無事に終わりました。
1110回目の学校ライブとなります。
2000回まで、あと890回。
昨年6月、学校長の岡部一宏先生に僕から久しぶりに連絡をしました。
その時期僕は、数年間のコロナ禍によって激減した学校ライブを復活させるため、
まだ行ったことのない全国の学校へ「歌いに行かせてください」とメールを送る作業を毎日のようにやってました。
その数全部で400校以上ですが、返信は9校のみ。
9校だけでもとてもありがたいことですが、
残念ながらその学校での学校ライブも、
現在まで実現していません。
そこでの成果が厳しいことは当然わかっていたので、
同時に今までお世話になった先生方一人一人に連絡をする日々でもありました。
そして大川学園高校の学校長、岡部先生にも連絡をしました。
Facebookのメッセンジャーで想いを伝えたら、
岡部先生はその日のうちに「学校ライブ実現に向けて早速動いてみます」と心強い返信をくれたのです。
大川学園高校では2018年に学校ライブを開催していますが、
岡部先生とのお付合いはもっともっと前となります。
まだ僕が20代だった頃ですが、
茨城県つくば市で行われた教員研修会にてライブをやった時、
岡部先生はそこで初めて僕の歌を聴いたとのことです。
歌やメッセージに感動してくださった先生は、
当時教頭として2010年に飯能市立飯能第一中学校で学校ライブを開催。
その後校長となり、2016年には飯能市立加治中学校で6年ぶりに僕を呼んでくださいました。
ライブのあとも、生徒たちと歌を作ったり、
完成した歌をみんなで一緒に歌うために学校ライブを再び開催したり、
加治中学校での交流は今でも忘れられない大切な思い出となっています。
2018年3月で定年退職をした岡部先生は、
4月から私立高校である大川学園の教頭を務めると同時に、
駿河台大学(飯能市)の講師として新たな人生をスタートさせました。
岡部先生はこの新たな職場でも学校ライブを実現させてくれました。
それが今から6年前に開催した大川学園高校での学校ライブです。
午後公演でしたが、本番前には駿河台大学でもゲスト講師としてミニライブをやらせていただいたことも忘れません。
そして今回実現した2度目となる大川学園高校の学校ライブ。
僕からの突然の「お願い」にも関わらず、
実施に向けてすぐに行動を起こしてくれたこと、
感謝の気持ちでいっぱいです。
現在学校長である岡部先生の情熱は、先生方の心を動かし、
会場である飯能市市民会館の希望日の抽選まで当ててしまいました。
今回学校ライブを一般公開しましたが、
その素晴らしい提案をしてくれたのも岡部先生です。
そのおかげで僕のファンの皆さんにも喜んでもらえたし、
多くの学校関係者の方々にも観覧していただけました。
昨日は生徒たちの心の変化を明らかに感じることのできた、
そんな素敵な学校ライブでした。
時間が経つにつれ、ゆっくりゆっくりと表情に変化があり、
一人一人の心に温かいものが届いていることが実感できたのです。
その優しくて温かいものは、
これから先もずっとみんなの中で生き続けていくものだと僕は信じています。
学校ライブは、自分という存在がステージに立つことで、
いかに自分色の空気に変えられるかが大切で、
その進化と成長を活動史上一番感じられた日となりました。
この感覚や気づきは決して忘れないようしたいです。
大川学園高校の生徒の皆さん、岡部校長はじめ先生方、
ご来場いただいたすべてのお客様、
昨日はどうもありがとうござました。
そして気持ちの良い音環境で歌わせてくださった会場のスタッフの皆さんにも、
心より感謝申し上げます。
さあ、次回の学校ライブはついに1111回目です!