大野靖之LIVE〜おんがくのちから〜
先日、無事に終えることができました。
改めましてライブにお越しくださった皆さん、
どうもありがとうございました。
会場は横浜市緑区にある、音楽館セレレム。
住宅地の中にある会場ですが、
完全防音となっていて、大きな音を出しても大丈夫な、すごい場所です。
中はまるで小さな教会のよう。
本当に素敵な会場にめぐり会え、そこに皆さんをお招きできたことが嬉しいです。
来年がデビュー20周年となるため、
今年は特に大きなことをやる予定はありません。
でも僕の歌を必要とし、いつも楽しみにしていてくれるファンの方々がいて、
夏はその方々のためだけにライブをやろうと思い今回企画しました。
今回定員数である50名には達しませんでしたが、
県外から何時間もかけて来てくださる方や、
初めてライブに来られた方も何人もいたこと。
もうそれだけでこのライブを開催した意味が僕にはあります。
何より歌を聴く皆さんの表情があたたかく、
3時間僕も幸せな時間でした。
本番の2日前、僕の尊敬する大先輩、後藤康二さんから連絡をいただきました。
SNSでライブがあるのを知り、
久しぶりに会いに行きたいと連絡をくれたのです。
後藤さんはスラムダンクの主題歌「ぜったいに誰も」などのヒット曲で知られるロックバンドZYYGのギタリストであり、
多くの人気アーティストへの楽曲提供もされているコンポーザーです。
近年ではAKBグループへの曲も多く手がけられていて、
乃木坂46のヒット曲「ガールズルール」は後藤さんが作っています。
そんな音楽業界の大先輩である後藤さんとの出会いは、僕がまだ21歳の頃。
何者でもない未熟極まりない僕に(今もそうですが)、
ただただ優しく気さくに接してくれて、
音楽の素晴らしさとプロとしての生き様を教えてくれた、
僕の心の師匠でもあります。
でも後藤さんはいつだって僕に言ってくれます。「大野くんは友達だ」って。
そういう心を持って人と向き合える、
そんな後藤さんが大好きだし尊敬しています。
デビュー後も、リリースした僕の楽曲のアレンジも数多く手がけてくれたし、
大きなコンサートでは必ずギターを弾いてくれたし、
学校ライブも数え切れないほどたくさん一緒に行きました。
その一つ一つの場面すべてがあたたかく、僕の宝物です。
ここ10年くらいは一緒にお仕事する機会はなくなってしまいましたが、
後藤さんはいつも僕を気にかけてくれて、
様々な節目には必ず連絡をくださり、
今日までずっと繋がっていられています。
もちろん僕も、SNSを通してずっと後藤さんの活躍を追いかけています。
客席にいる後藤さんを皆さんに紹介し、
急遽サプライズで1曲ギターを弾いていただきました。
打ち合わせもリハーサルも一切なし。
それでも阿吽の呼吸で、
二人で奇跡の音を鳴らせたこと、僕はあの瞬間を一生忘れません。
しかし今回僕の使ってるギターを弾いてくれたのですが、
こんなにも弾く人で音色が違うものなのかと驚きました。
後藤さんに弾いてもらえて、僕のマーチンもきっと喜んでいたはずです。
後藤さん本当にありがとうございました。
また一緒に演奏できる日を楽しみにしているし、
必ずその場面を僕が作ります。
これで怒涛の7月の業務が無事にすべて終わりました。
とても楽しく充実した月だったし、
また一つ自分の中で気付きと成長を得ることができました。
8月は福岡県の添田小学校の校歌制作に集中します。
新学期が始まって、すぐに関係者の皆さんが校歌を聴いていただけるよう、
そこを目指して頑張りたいです。
同じく来年度開校する、
埼玉県のつばさ小学校校歌のレコーディングも終わらせなければなりません。
いただいたこの名誉ある2つのお仕事、必ずやり遂げます。
今回様々な事情でライブに来れなかった皆さん、
また次回お会いできること楽しみにしています。
それまでどうかお元気でいてください。