まずは全体の感想。個別の問題は別途。
システムアーキテクトの午後Ⅱの問題は、定番中の定番(操作性の設計等)はあるものの…つかみどころがないケースが多かったんだけど…
今回は、さらに輪をかけてるな。
2問とも「新規の問題」って考えていいと思う。
なので、かなり…合格レベル(A評価のレベル)は下がっているんじゃないかな?これまでの経験から、そう思う。誰も「論文としての」準備はできていないわけで、しかもシステムアーキテクトは論文試験初挑戦の人も多いからな。
なので。次の人はかなり有利だと思う。”準備不足”という条件は全員同じなのでね。
・論文の基本的なお作法を知っている
・論文共通の自分の課題(具体的に書けない、初対面の第三者にわかりやすく書けない、無関係のことを書く、段落タイトルと内容が違うなど)を、他の問題でクリアしている。
・自分の課題を知っている
・定量的な数値を意識した(%を除く。実数)
そのうえで、問1の経験や問2の経験があれば合格できていると思う。その可能性は高い。というのも…新規問題なので勉強熱心な人が知識だけで創り上げた”創作”がないから。経験者は強い。
問1だとRPAがあるし、問2だと金融関係の人など大型ホストの開発者は経験しているはず。
上記の条件に合致している人は…全体のレベルが下がっていることを含めても多少のミスはカバーできるんじゃないかな?
抽象的ではなく、経験者しか出せないような数値や具体的な事象を含めて書き上げれば受かっていると思う。
ということで…「添削を受けていた人」が有利。こんな感じかな?
・添削を受けていた人+経験者(かなり有利)
・添削を受けていた人+未経験者(あがけたかどうか)
・添削を受けていない人+経験者(もったいない)
・添削を受けていない人+未経験者(厳しい)