先日の…FIX主催「ITエンジニアとしてのこれからの働き方を考える」(↓)を聞いていただいた方から,早速…質問が来ていたので,了承を得て…ここでお答えさせていただきますね!
その質問とは…「会社で仕事に必要なスキル以外に…まずは,どういうスキル(今はまだ必要ないスキル)を身に着けたらいいですか?」というもの。
あれ? これって…あの話の中で言ってませんでしたっけ?
ズバリ「マーケティングスキル」です!
これは言ってましたよね。いや「セルフブランディング」って言ってたかな? 同じようなニュアンスで言ってました。
そして…次のスキルをできるだけ早く身に着けましょう!
・営業力
・自分を売り込むスキル
・自分で仕事を取ってくるスキル
これらは時代によって変わるので…(今の)マーケティング理論を熟知する必要があるわけです。
これらのスキルが必要だっていうことは自明ですよね。
・独立するにしても,転職するにしても,副業するにしても必要なのは言うまでもなく…
・資格を有効活用するためにも必要だし…
・会社勤めをしていても,いや会社勤めをしているからこそ必須なのかな。自分のしたい仕事ができるように働きかけるためや,自分の行きたい部署にいけるように働きかけるためなどでも必要だし,交渉力の練習としても必要だし…
どんな仕事をしていても…「自分らしい働き方」をするためには必須になるアイテムですね。
インバウンド戦略(自分を磨いて待つ)というのも,ただただ相手に依存して待つのではなく,アクティブに…例えば,ナッジ理論や仕掛学を駆使することも含めて…(もっとベタに言うと片思いの相手に告白されるように仕向ける行動のような)…積極的に待つためにも…必要なわけです。
そもそも…
人を自分の配下にずっと縛り付けておこうって考えている人にとって…もっとも都合のいいのが「高スキルなのに,営業力のない人」ですからね。自分から離れていく心配が無いから。昔っから言いますよね…都合がいいって。
でも…それじゃ,いつまでたっても対等(パートナー)になれない。というか,それが可能かどうかさえ相手の一存。ゆえに,自分の意思や発言も通らないことも。
なので…会社勤めをしている人ほど,営業力って必要だと思います。会社と真の対等になって…言われるままではなく,自分の意思や希望を通すためにも。
今風に言うと…「ガチャ」から脱却するための必須アイテムでしょう。
もちろん…独立しても,起業しても…営業力が無ければ下請けするしかなく,会社勤め以上に自分を殺さないといけなくなるしね。
それにね。
インバウンド戦略は,安定しているからこそ取れる戦略なので,ブランディングを確立させるのは…安定している時なんですよ。独立して,十分な仕事が無い時には,取れませんからね…この戦略は。
逆にね。ちらっと話した…自分の仕事のバランス。これも,会社勤めの時に,戦略的に…こうもっていかなきゃ意味がない。営業力(自分を売り込むスキル)があれば…会社勤めであっても,自分の仕事を下記のように持って行くことは可能。
安定している会社にいる間に,しっかりと準備をしておく…ほら「必要性を感じていない時」に…ね。
まぁ…マネジメントにおいても…「自律性」って言ってるからね。営業力・自分を売り込むスキル・自分で仕事を取ってくるスキルなくして…何が自律的なんだろう??って感じです。
使う側にとって都合のいい部分だけの自律性にすり替えられないようにね。まずは対等に話ができるところまで。
「意のままに使ってやろう」って考えている人は、むちゃくちゃ嫌がると思うけどね。