明日,情報処理技術者試験を受験する…特に,添削をさせていただいた皆様へ
明日は,頑張ってください。
私の論文添削を受けていた人の中で,論文試験でB評価以下だった人は…毎年数%しかいません(午後Ⅰでアウトになる人は普通にいますが)。
しかも…合格した人の中でも…
「試験当日,論文でかなり多くのミスをしたので…また来年かと諦めていたら…合格していた」
と報告をしてくる人が少なくありません。
これがどういうことかわかるでしょうか?
「三好の採点が厳しい?」
→ いやいや,いやいや…そんなことはありません。
これは…添削を通じて把握した課題のうち,自分の中で普通にできるようになっていることには目がいかないようになって…ミスしたところばかり見えるようになったからっていうケースが多いのです。
添削を受けていなければ…ミスしたことさえ気付かないかもしれませんよね。そもそも…自分の課題さえ把握していない可能性も高いのです。
それに…添削を受けたところで,過去問題を読みこんでシミュレーションしてみたところで…同じ問題が出ることはほとんどありません。…2時間というタイトな時間の中で,初見の問題文に対応しなければならないから…普通に,何かしらのミスって入ります。
普通にミスします。ミスするのが普通です。
でも…添削を受けてきた人は…たとえ初めてみる問題であったとしても,次の点はできるようになっているはずです。
・問題文を読み間違えないポイント
・具体的に書く必要のある”こと”と”レベル”
・数値を使って客観性を出すべきところ
・わかりやすく説明する方法
添削を通じて…普通にできるようになった部分も少なくないはずです。振り返ってみてください。
もちろん課題として残っているところもあるとは思いますが,そういう部分でも…”騙し騙し”…誤魔化しながら逃げ切ろうと考えると思います。
結果,相対的にレベルの高い論文になるわけです。
自分では気づいていなくても。
まぁね…設問アの最初(1-1)を綺麗にしたのも,重箱の隅をつつくような細かい部分を指摘させていただいたのも,試験当日ミスが入ることが前提で,ミスしてもいいように考えてのことですからね。織り込み済みです。
なので,試験当日は思い切って書ききるようにしましょう。
普通に,論文は大丈夫ですから。
添削中,A評価が1度も無くても大丈夫です。それよりも添削回数。添削回数と合否の方が相関関係があります。
繰り返しになりますが…過去問題と同じ問題が出た時を想定して添削しているわけではありません。常に,新規問題が出題されても対応できるように添削してきています。
「この事例だと書ける問題が少ないから,事例を変えた方が良い」というような話をさせていただいた人もいますよね。
過去問題とは違う切り口で出題された問題に対しては,ほとんどの受験生が準備できていないはず。なので,そういう問題の時こそ添削を受けてきた効果が発揮できるわけです。
なのでやっぱり…
普通に,論文は大丈夫なのです。
難しく考えすぎて手が止まって,字数が足りなかったり…途中で時間切れになることだけ注意しましょう。
・問題文を読み間違えないポイント
・具体的に書く必要のある”こと”と”レベル”
・数値を使って客観性を出すべきところ
・わかりやすく説明する方法
これさえできれば(騙し騙しでも),本当に大丈夫ですから。自信をもって。
三好の添削本数は…累計2万本を超えています。
この数からしか得られないものが,三好の添削のベースにはあります。
自信をもって書ききってください。
問題文の読み違えだけはしないようにね。何でも書けるわけでもなく,結構ニッチな部分を攻めてきますから。そのニッチな部分(そこをみればスキルが分かるという部分)を見抜いて,書ききりましょう!
そして…合格していたら,連絡くださいね!
吉報待ってます!!